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熊本地震から1年――学生たちの思い

2017/5/1

【熊本復興支援プロジェクト】
“阿蘇の声から学ぶ”工作体験

湘南校舎で4月14日、「阿蘇の声から学ぶ 防災工作体験」が開催された。平成28年熊本地震の被災地でボランティア活動などを行うチャレンジセンター「熊本復興支援プロジェクト」が企画したもの。
 
初めに、作田瞬さん(工学部3年)が熊本地震当時の様子や被害状況について、被災者から聞いた体験談を交えて説明。「多くの方から話を聞く中で、防災グッズなどを準備し、被災時のシミュレーションをしておくこと、被災後は地域住民と助け合い、率先して行動することが大切だと感じた」と語った。
 
続いて、プロジェクトリーダーの津田哲平さん(文学部4年)が「地震発生後のシミュレーション」をテーマに、被災した際の注意点について紹介。その後、参加者とともに、避難所にもあるダンボールやゴミ袋、新聞紙、ペットボトルなどを使った防災工作にも挑戦した。
 
参加者は、「対策をほとんどしていない自分の現状に恐怖を感じた。今回の経験を生かして、減災につながる準備を進めたい」と話す。作田さんは、「多くの人に熊本地震の経験を伝えるために、学内外問わず活動を続けていきたい」と語った。
 
(写真)避難所にあるもので防災工作に挑戦