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子どもたちに笑顔を届ける

2017/6/1

【先端技術コミュニティACOT】
小学校でものづくりイベント

熊本地震で被災した子どもたちに笑顔を――熊本校舎で活動するチャレンジセンター「先端技術コミュニティACOT」が4月23日、熊本県の益城町立益城中央小学校で「光を照らそう! ~笑顔いっぱい 物づくり教室~」を開催。約40人の子どもたちに科学の面白さを伝えた。

ACOTはこれまでにも、県内の子どもたちを対象に数多くの科学イベントを企画している。昨年11月には、益城中央小に通う児童の保護者からの手紙がきっかけで、同校舎の基盤工学部や同じくチャレンジセンターの「メカトロマイスター」と「親子で楽しむサイエンス教室」を開催した。今回のイベントは、同小学校との交流を継続するとともに、子どもたちにものづくりや科学の魅力を伝えようと企画。3年生から6年生までの児童が参加した。
 
ACOTのメンバー30人はイベントに向けて、「LEDランタン」「光るスライム」「万華鏡」「芳香剤」「ステンドグラス」のブースを用意。参加した児童は一定の時間ごとに各ブースを巡り、メンバーが工夫を凝らしたものづくりに挑戦した。
 

ホウ砂と洗濯のりなどを使った「光るスライム」作りのブースを担当し、全体の司会進行役も務めた木下雄介さん(基盤工学部3年)は、「子どもたちは想像より熱心に取り組んでくれました。どのブースも好評で、予定の時間をオーバーするほど。進行役としてはちょっと反省ですね」と笑顔を見せた。
 
会場では、プラスチックの板と黒い画用紙を使い、子どもたちと学生が協力してステンドグラスも制作=下写真。50センチ×80センチのサイズで『笑顔』『元気』『未来』『希望』と記した4作品を完成させた。「出来上がった作品は小学校に寄贈しました。多くの人たちに喜んでもらえれば」とブースを担当した玉木智子さん(同2年)。
 
学生たちは、「今後も多くの人に喜んでもらえる活動を展開していきたい」と抱負を語っている。
 
(写真)子どもたちと作り上げたステンドグラス(写真上部)を寄贈したメンバーたち