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熊本の復興を“走り”で伝える

2020/3/1

【九州キャンパス】学生10人が聖火ランナーに

熊本校舎の学生10人がこのほど、東京2020オリンピック聖火リレーでグループランナーを務めることが決まった。阿蘇実習フィールドのある熊本県南阿蘇村からの推薦を受け、熊本県実行委員会が選定。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の正式決定を経て決まったもの=その他の学園関係リレーランナーは表参照。

熊本の学生たちは、2016年に発生した熊本地震以来、農学部生を中心にチャレンジセンターに採択されたプロジェクトなどを通じて、復興に向けたさまざまな活動に取り組んでいる。その姿が県の目指す「世界と戦える熊本の農業の担い手」や「熊本地震からの復興を、聖火リレーを通じて力強くアピールできる存在」としてふさわしいと推薦された。

3月12日にギリシャで採火式が行われる聖火リレーは、国内では26日に福島県からスタート。熊本県では5月6、7日に実施され、県内13市町村を回り、1市町村ごとに約2キロずつ合計約170人がリレーする。

参加するのは九州学生会とチャレンジセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」「阿蘇は箱舟プロジェクト」、同ユニークプロジェクトの「阿蘇復興への道」「阿蘇環境プロジェクト」から各2人。学生たちは、「この機会を生かし、全国に復興の進捗状況を伝えたい」「ランナーに選んでいただいたのは、これまでの活動が評価されたということ。リレーでも皆さんの記憶に残るような走りができれば」と意気込んでいる。

 
(写真)5月の本番に向けて準備する学生たち