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メンバー20人が現地を訪問

2018/10/1

【熊本復興支援プロジェクト】
熊本のプロジェクトとも連携

チャレンジセンター「熊本復興支援プロジェクト」が9月2日から6日まで、熊本県内でボランティア活動や現地の学生、地域住民らとの交流に取り組んだ。同プロジェクトは、平成28年熊本地震の被災地でボランティア活動を行い、熊本の現状や被災地の声を全国に届けることを目的に活動している。
 
今回は湘南校舎で学ぶメンバー20人が現地を訪問。初日に熊本地震で被災した阿蘇実習フィールドを訪ね、熊本校舎の職員から被災状況などの説明を受けた。続いて、震災前に農学部の学生たちが暮らした近隣の黒川地区を見学。チャレンジセンター・ユニークプロジェクトの「阿蘇復興への道」のメンバーが案内し、地震前の学生たちの生活や震災後の様子を聞いた。その後は熊本校舎に移動し、両プロジェクトによる意見交換会も実施。今後の協力について意見を交わした。
 

4日には熊本校舎で荒木朋洋九州キャンパス長(学長補佐)から震災時の対応などについて説明を受けた後、チャレンジセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」とユニークプロジェクトの「熊本地域プロデュースプロジェクト」と交流。5日は益城町東無田地区の農家でニラの収穫作業を手伝ったほか、同町にあるテクノ仮設住宅団地も訪問。住民との「お茶会」で親交を深めた。
 
プロジェクトリーダーの中川蘭夢さん(理学部3年)は、「私たちの活動は現地で見聞してきたことを、学生をはじめ関東地区で暮らす人たちにどのように伝えていくかが重要。11月の建学祭で展示を行い今回の活動の成果を報告するほか、防災に関する体験ブースも設置する予定です」と話している。
 
(写真上)「阿蘇復興の道」リーダーの井手良輔さん(農学部3年)の案内で黒川地区を巡った
(写真下)荒木九州キャンパス長から震災時の対応を聞く