News:付属諸学校
2015年6月1日号
学園オリンピック芸術(音楽)部門
コンクールやレッスンで技術を磨く

東海大学学園オリンピックの第24回芸術(音楽)部門のコンクールとセミナーが、5月8日から10日まで湘南校舎で開催された。学園オリンピックは付属中高生を対象に、才能の早期発見と成長支援などを目的に毎年実施されている。夏季には数学や英語など8部門のセミナーが行われる。

9日のコンクールには応募総数95人の中から2度の審査を通過した中等部生4人と高校生18人が参加。日ごろの練習の成果を約300人の観客の前で披露した。参加者の演奏終了後には、付属小学校の6年生児童30人による合唱や、教養学部芸術学科音楽学課程の学生によるサクソフォン四重奏も行われた。その後、企画・実行委員会の藤野裕弘委員長(教養学部教授)が金賞5人、銀賞8人、銅賞9人を発表。「どの演奏も甲乙つけがたい、すばらしい演奏だった」と演奏した生徒をたたえた。

マリンバを演奏し、金賞に輝いた福永桃子さん(付属熊本星翔高校3年)は、「一昨年、昨年と憧れていた先輩がこの賞をもらっており、絶対にとりたいと思っていた。楽しんで演奏でき、自信になる」と笑顔を見せた。

コンクールの後には、大学教員と東京交響楽団員による公開レッスンを実施。楽器や声楽などの分野ごとに分かれ、生徒たちは真剣な表情でアドバイスに耳を傾けた。指導にあたった二宮洋教授(教養学部)は、「技術向上も大切だが、楽譜を隅々まで読み取り、音を表現するという基礎の部分を忘れてはいけない」と話していた。

また、小中高教員が指導する手拍子など体全体で音楽を表現する「リズムの創作」にも挑戦。3、4人のグループごとに異なる課題曲が配られ、練習開始から3時間後のリズム創作発表会で各グループごとに発表した。

なお最終日には音楽療法に関するセミナーが行われ、充実した2泊3日の幕が閉じた。

【その他の金賞受賞者】
柳澤寛将(静岡翔洋高3年/アルト・サクソフォン)▽小石川英正(相模高3年/ピアノ)▽桑原和奏(望洋高3年/フルート)▽佐野成是(甲府高3年/アルト・サクソフォン)※敬称略

 
(写真上)公開レッスンでは大学教員からのアドバイスに笑顔を見せる場面も