Column:Interview
2015年6月1日号
【硬式野球部】丸山投手が完全試合
46年ぶりの快挙!

硬式野球部の丸山泰資投手(文学部3年)が、5月3日に大和スタジアムで行われた首都大学春季リーグ戦・日本体育大学戦で完全試合を成し遂げた。首都リーグでは1969年春に東海大学の上田二朗投手(文学部卒)が達成して以来、46年ぶり2人目の快挙だ。

「7回ぐらいから意識はしていました。9回は緊張した」。1球ごとに盛り上がる東海大応援団の声援を背に、右のオーバーハンドから投じる最速150キロの直球と決め球のスライダーで相手打線を手玉に取った。公式戦先発は3試合目。「普段は1イニングが3人で終わることすらあまりないので、まさか完全試合なんて……」と本人も驚きを隠せなかった。

野球を始めたのは小学2年生のとき。中学時代は硬式チームでプレーしながら、両親の影響で学校のテニス部にも所属した。「野球はいつも補欠で、テニスを本格的にやろうかと思ったぐらい」。愛知県の東邦高校でもサイドスローに転向するなど試行錯誤が続いたが、3年の夏にエースとして県大会準優勝。同高出身の横井人輝監督(東海大職員)の目に留まった。

昨年の全日本大学選手権大会準々決勝で大学初先発も、2回3失点でノックアウトされた。日本一に駆け上がったチームの中で丸山投手には悔しさしか残らなかった。「冬場は投げ込み、走り込み、課題の制球力を磨いた」

今季は2週目の獨協大学1回戦で先発に抜擢された。フォームを修正して万全の状態で迎えた今季2度目の先発。試合中、横井監督から「体の開きが早い」と言われ、ベンチ裏の鏡の前で見直すことも。最後の打者を空振り三振に切って取り、「監督の期待を裏切ってばかりでしたが、これでやっと胸を張って(監督と同じ)東邦高出身と言えます」と笑った。

 
(写真)打者27人に対して94球を投げ、三振8、内野ゴロ11、内野フライ3、外野フライ5に抑えた丸山投手。横井監督は、「100点満点のピッチング」と絶賛したが、本人は「野手がしっかり守ってくれたおかげです」と感謝の言葉を忘れなかった