News:学園
2015年7月1日号
望星学塾が創立80年の記念事業
特別講座や展示会など実施

東海大学建学の源流である学校法人望星学塾が6月に創立80年を迎え、特別講座や記念展示、冊子の発行など記念事業を展開している。望星学塾ではこのほかにも、一年を通して多彩な記念事業を推進。創立者・松前重義博士の理想を再確認し、社会教育活動を拡充させていく。

望星学塾は東海大学の創立者・松前重義博士が1936年に東京都武蔵野市に開設した私塾。松前博士はデンマークの国民高等学校を範として、この学塾で青年教育に打ち込んだ。現在も望星学塾では当時の理想を継承し、さまざまな社会教育、生涯学習に取り組んでいる。 

上棟80年を記念した展示は6月1日から12日まで、望星学塾記念館と東海大学サテライトオフィス、高輪校舎のエクステンションセンターの3会場で開催。「1935年6月8日は何の日? 東海大学の母胎・望星学塾創立の原点を探る」をテーマに、青年教育に注いだ松前博士の思いと活動史が、貴重な写真や文献パネルで紹介され、学生や近隣の市民らが見学に訪れた。

また、松前博士が発明した通信技術「無装荷ケーブル通信方式」を学ぶ上棟記念特別講座を、6月6日と13日の2回に分けて実施。6日は望星学塾で松尾守之名誉教授が、「科学技術立国の夜明け〜世界をつないだ無装荷ケーブル」と題して講義した。

13日には、湘南校舎の歴史と未来の博物館(松前記念館)に展示されている実物のケーブルを見学するツアーも実施。参加者は技術開発にかけた松前博士の情熱に触れ、柔道の練習や最新施設の18号館なども見学した。

このほか、松前達郎総長による冊子『東海大学建学の思想とその源泉』も制作。今後は、松前博士の墓地がある西多摩霊園などを訪ねる特別講座や、望星学塾が運営する松前柔道塾によるカナダ研修なども予定されている。

 
(写真上)湘南校舎の松前記念館を見学
(写真下)各地で行われた記念展示