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2015年7月1日号
バングラデシュでインターンシップ
海外のビジネスを経験 新しい発想で社会に貢献
斉藤祥午さん(政治経済学部4年)

「3カ月間バングラデシュで働く中で、海外でビジネスをするために必要な多くのことを経験した」と話す斉藤祥午さん。

昨年12月から2月末まで、経済産業省の国際即戦力育成インターンシップ事業に参加。バングラデシュ最大の港町チッタゴン市の商工会議所で働きながら、インドやタイの企業との貿易交渉にも同席し、主要産業である縫製業の仕組みや日本企業の現地法人の仕事も学んだ。

インターンシップに応募したのは、東海大学の海外派遣留学制度を利用してカナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学したのがきっかけ。「それ以前は、外国には興味があるけれど英語が大嫌いだった。でも滞在中に各地を旅するうちに自分の世界がどれだけ小さかったのかを思い知り、海外で幅広く働けるようになりたいと考えるようになったんです」 

インターンシップ中は、同時期に派遣されていた他の日本人学生とホテルで共同生活を送り、互いの経験や考えについて意見を交換。プログラムの一環で、街中のゴミを減らすビジネスモデルを研究し、市役所に提案した。

「発展途上国で仕事をするためには、日本の常識を捨てて現地の人の視点に立って考えなければならない。ビジネスをうまく回すカギは人間関係にあり、人間性やコミュニケーション能力を磨けば自分も活躍できるのだと考えるようになりました」

5月21日には教養学部と政治経済学部の学生に、自らの体験を報告。「東海大生には海外で活躍できるポテンシャルがある。自由な時間がたくさんある学生のうちに時間を上手に使って留学などを経験し、自分を磨いてほしい」と語った。

将来は、発展途上国で新しいビジネスを起こしたいと考えている。「卒業後は貿易関係の仕事について、今までにない発想で社会の役に立ちたい」

 
(写真)自身の経験から、「現地のことは現地に実際に行かないとわからない」と語る