特集:東海大生200人に聞きました
2010年10月1日号
課外活動でキャンパスライフの充実を
学部や学年を超えた仲間ができる

学生の本分は言うまでもなく「勉強」。でも、学生時代はスポーツや芸術、ボランティアなど、さまざまな課外活動を通して人とのつながりを深める機会もたくさんある。中でも身近に体験できるのが、学内での課外活動だ。東海大生200人に参加状況などを聞いた。

大学の公認団体、クラブ、サークルなどの「課外活動に参加したことがありますか?」との質問に、「ある」と答えた学生は71%。全体の4分の3もの学生が、何らかの活動に参加した経験を持っていることが分かった。

参加経験のある学生に「参加して良かったことは?」と聞いたところ、「他学年・他学部の人とも知り合いになれた」と答えた学生が107人と半数以上でトップ。次いで「大学生活が充実した」92人、「学業以外の活動をすることで視野が広がった」59人との結果になった。学生からも「多くの仲間と出会い、皆で一つの目標に向かって取り組むことができ、充実した生活を送ることができた」(文学部4年・女子)などの意見が多く寄せられている。参加した学生の多くは、課外活動によってキャンパスライフの幅を広げられると考えているようだ。

それでは、参加していない学生はどうなのだろう。「課外活動に参加していない理由は?」との質問に最も多かった答えは、「学業との両立が難しいから」で24人。「アルバイトが忙しいから」23人、「興味のある団体・サークルが見つからなかったから」21人と続いた。

授業以外にも自分の居場所がある

参加経験のある学生に「大変だったことは?」との質問をしたところ、最も多かった答えも「学業・授業との両立」で84人。「授業の課題がたくさんあって、どうしても参加できないことが多い」(工学部2年・女子)、「上級生になってメンバーの管理や活動計画づくりなど負担が増え、学業との両立がさらに大変になった」(教養学部3年・女子)などの悩みが寄せられている。また、「アルバイトとの両立が大変」(国際文化学部2年・男子)など、忙しい毎日の中で課外活動への参加に踏み切れない学生の姿も浮かぶ。

しかし、課外活動は大変なことばかりではない。「授業以外にも、大学で自分の居場所ができることが課外活動の利点」(理学部3年・男子)との意見も。学内の課外活動は多くの友人を得られるだけでなく、授業によって教室やクラスメートが異なる大学生には、貴重な居場所を提供する存在でもあるようだ。

気になったのは、「どのような課外活動があり、どうすれば参加できるのか分からない」との意見が多かったこと。湘南校舎の場合、オリエンテーション実行委員会が各課外活動を紹介する情報誌を制作し、入学時に配布。各校舎でも、教学課窓口を訪ねればそれらの情報を手に入れることができる。キャンパスライフをより充実させることができる選択肢の一つとして、学内での課外活動への参加を考えてみては?(構成・編集部)


仲間の輪が広がる課外活動
望星会会長 渡辺廣彬さん(文学部3年)

湘南校舎の望星会は、文化部と運動部12団体からなる部活動団体で、現在300人以上の学生が参加しています。僕は軽音楽部で、ギターを担当。120人もの仲間と、年6回ほどのライブを目標に週2、3回、練習しています。課外活動の魅力は、何といっても人脈が広がること。望星会会長として軽音楽部以外の学生ともよく話しますが、「望星会主催で運動会をやって」「ゲームで学科対抗戦をやりたい」など、皆、つながりを求めていることが分かります。

望星会は、体育会や文化部連合会とも協力して、地域の美化活動や東海大学前駅でのイベント活動にも参加します。地域の方たちと年代を超えたつながりもできて、日々、自分の視野が広がっていると実感しています。望星会は、今年で創立50周年。これからもっとイベントなどの企画をしていきますから、皆さんもぜひ参加して下さい。

学生たちの声から

▶ 似たようなサークルが多く、どれが自分に合っているのか見つけるのが大変で、入る のをあきらめてしまった(文学部2年・女子)
▶ 会計処理や総会準備、提出書類などの決まりごとが多くて面倒だと思う(体育学部3 年・女子)
▶ 授業の情報なども先輩から教えてもらえるので、とても役立っている(農学部4年・ 男子)
▶ 大学生活は自分で行動しないと何も残らない。一生の仲間と出会えるので、自分に合 った課外活動は大切(政治経済学部2年・女子)
▶ 課外活動への参加経験は、就職活動でも役に立つと思う(理学部1年・女子)
▶ アルバイトをしていると、課外活動の必要性を感じない。アルバイトでも同様の経験 が得られると思う(法学部4年・男子)
▶ 家庭の事情でアルバイトをしなければならなかったり、学外での活動に力を入れてい たり、人それぞれ。自由にやればいいと思う(健康科学部3年・女子)
▶ 課外活動は大学生活の楽しみの大きな部分を占めていると思う(総合経営学部4年・ 男子)
▶ チャレンジセンタープロジェクトに参加していろいろな経験ができた。視野が広がっ たと思う(工学部3年・男子)
▶ 学内すべての団体活動を紹介する冊子があればいい。合同企画などのアイデアも考え られそう(情報通信学部2年・女子)
▶ 学生会の場合、どういう活動をしているのか宣伝が足りなくて、学生の興味を引けな い気がする(開発工学部2年・男子)
▶ 未公認サークルをもっと公認されやすくしてほしい(工学部4年・男子)
▶ 4年生になると卒業研究などで忙しくなり、課外活動に参加できなくなることが残  念。1年生から3年生のうちに課外活動を楽しんで、大学生活を充実させておいたほ うがよい(理学部3年・男子)
▶ 東海大は総合大学なので、課外活動を通してさまざまな学部の人脈を広げられて良か ったと思う(文学部3年・男子)
▶ 課外活動を通して、毎日のように最高の仲間と充実した学生生活を送ることができたと思っている(教養学部4年・女子)