News:学生
2015年8月1日号
エッセイ・フォトコンテストで好成績
見て、聞いて、感じた韓国を表現

韓国と日本との文化交流を目的に開催された「韓日交流エッセイ・フォトコンテスト2015」で、東海大生がエッセイ部門、フォト部門で優秀賞を受賞。6月27日に韓国文化院(東京都港区)で授賞式が行われた。韓国で感じたことをつづったエッセイ、仲間と世界遺産を訪れ、これから見る韓国へのワクワク感を表現した写真……自らの体験を凝縮した作品が高い評価を得た。

コンテストは韓日国交正常化50周年の今年、駐日韓国大使館・韓国文化院の主催で両国の人々が互いへの思いを伝え合おうと開かれたもの。中学生以上が対象の「韓国語エッセイ部門」では、中川美保さん(法学部4年)が228件の中から最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞した。

中川さんは東海大の海外派遣留学プログラムで昨年度1年間、学術交流協定を結んでいる漢陽大学に留学。その直後に起きた旅客船セウォル号沈没事故をきっかけに感じたことを、「私が考える韓国文化」とのテーマにまとめた。「事故の翌日、大学の至るところが無事の帰還を願う黄色いリボンであふれていたことに驚いた」と中川さん。エッセイには、被害に遭った人を家族や友達のように思う学生たちの気持ちの強さと行動の素早さに感動した思いをつづった。「留学を通して自分の目で見て判断することの大切さを学びました。読んでくれた人に私の思いが伝わればうれしい」

なお、同部門では前場美輝さん(文学部4年)、高橋礼奈さん(教養学部4年)も入選している。


小学生以上が韓国で撮った写真を対象とする「フォト部門」では、403件の応募の中から阿部将也さん(国際文化学部3年)が優秀賞を受賞。

「かくれんぼ」と題された受賞作は、3月に学部の専攻科目の海外フィールドワーク(韓国研修)で世界遺産「景福宮」を訪れたときに撮影したもの。仲間が回廊の大きな柱から思い思いのポーズでのぞいている。「まだまだ奥から何かが顔を出しそうなところに、韓国でまだ見ぬ新しいことに出会えそうなイメージを重ねた」と阿部さん。「韓国のことをもっと知りたいと思います」と話す。

コンテストの審査員を務めた外国語教育センターのチョ・ヒチョル教授は、「彼らの受賞に刺激を受け、多くの学生が韓国や海外に関心を持ってくれることを期待します」と話している。

 
(写真上)授賞式でチョ教授を囲んで、中川さん(右)と阿部さん(左)
(写真下)阿部さんが撮った受賞作「かくれんぼ」。仲間それぞれのまだ見ぬ出会いへの期待をイメージした