News:教育
2015年10月1日号
双方向授業のあり方を考える
授業研究会が20回の節目

東海大学教育研究所の「第20回東海大学授業研究会」が9月17日に湘南校舎で開催された。各学部や研究機関などの教員が、授業に関する工夫や取り組みを発表し、教育の質をより高めることが目的。今回は、「アクティブ・ラーニング―学生を授業に巻き込むための工夫と実践―」をテーマに、計8件の取り組みが発表された。

アクティブ・ラーニングは、主体的に考えられる人材の育成に向けて、双方向型の授業を通じて問題を発見し、解決策を見いだす取り組み。各学部やセンターの授業で導入が進んでおり、昨年度から同研究会の主題として設定されている。

今回の発表では、文学部の小泉眞人教授が、スマートフォンを活用した双方向授業の成果を紹介。ほかにも理学部の山本義郎教授と教養学部の富田誠講師が、両学部が共同で開講したコラボレーション授業の実践例を報告するなど多彩な取り組みが披露された。登壇した各教員からは、「学生から主体的な意見も出るようになった」「授業中の集中力が増した」といった成果が語られた。

同研究所の平野葉一所長(副学長)は、「20回の節目を迎え、継続の重要性を感じています。よりよい教育や授業の方法について情報共有を進め、新しい知識を取り入れていく姿勢を持ってより活発な研究会にしていきたい」と語っている。
 
(写真)学部学科や各機関の教員10人が8件の研究について発表した