News:ひと
2015年10月1日号
高校生の漫才大会で決勝の舞台に進出!
幼いころに抱いた夢、お笑いは「人生そのもの」
菅生高校 野口雄大さん(3年)

全国から500組が参加し、高校生漫才師の日本一を決める「ハイスクールマンザイ2015〜H-1甲子園〜」。野口雄大さんは地方予選を勝ち抜き、9組が出場する決勝に進出した。

幼いころから、テレビ番組を見るのが大好きだった。小学生のときに、「僕も一員になりたい。日本一のお笑い芸人を目指そう」と決心したという。小学校5年時に、同級生の園田誠也さん(浦和工業高校3年)を誘い、「のぐちそのだ」を結成。日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ」の予選にも挑戦したが、「もちろん1回戦敗退でした」と笑顔で振り返る。

ハイスクールマンザイを知ったのは中学生のときだ。「夢への第一歩になる」と高校1、2年時に挑戦するも予選敗退。それでもあきらめず、同大会の関東予選で知り合った仲間に声をかけ、月に1度、中野区のライブハウスを借りて「高校生お笑いバトルライブteens」を開催。仲間とともに運営から演出などすべてに携わった。

ライブ後には観客の反応を振り返り、言葉選びや間を変えていく。「マイクとの距離を変えるだけで、声の響き方が変わる。少しの差ですが、観客の反応には大きな差が出ます」と細部にまでこだわった。

高校では弓道部に所属。「弓を射るときの集中力は漫才でも生かされる」と話す。
努力が実り、8月16日に行われたハイスクールマンザイ関東予選を突破。30日に大阪市・なんばグランド花月で開催された決勝では、優勝を逃したが、夢をかなえるための手応えをつかんだ。

「初めて自分たちの漫才を評価してもらえて、やってきたことが間違いではなかったと確信できました。お笑いは、僕にとって人生そのものです」
 
(写真)決勝の舞台でも堂々とネタを披露した野口さん=右