Column:Interview
2015年11月1日号
持ち味はダイナミックな演舞
Women's ROOKIE
空手道部 坂下くるみ 選手(体育学部1年)

「地道にコツコツと練習し、空手が大好きな気持ちが伝わる」と前田利明監督(体育学部非常勤講師)が話すのが、空手道部のルーキー坂下くるみ選手だ。得意とするのは、「岩鶴」という、ゆっくりとした動作から機敏な動きへと変化が多く難易度の高い演武。前田監督は、「大柄な体を生かしたダイナミックさに加え、持って生まれた表現力がある」と期待する。

空手は剛柔流、松濤館流、糸し東とう流、和道流の4大伝統流派があり、坂下選手は松濤館流に属している。5歳のときに友達に誘われて近所の道場で競技を始め、松濤連盟世界選手権大会9〜10歳の部の型、組手の両部門で準優勝。中学からは型に専念し、付属翔洋高校(当時)では同大会の16〜17歳の部で準優勝した。

当初は大学に進学しないことも考えたが、「大学生との合同合宿で団体の演武を見たときに心ひかれて、やっぱり続けたいと思った」と決意。東海大学の団体戦メンバーは糸東流だったため、違う流派を一から学んでいる。「動きを合わせて演武する姿がとてもかっこよくて、別の流派の技術を身につけるのも楽しい」と笑顔で稽古に励む。

将来の夢は、空手の指導者になること。「“どの世代でもできる”という空手の理念と通じるところがあったので」と生涯スポーツ学科に入学し、「いつかは自分で道場を持ち、世界中の子どもたちに教えたい」と青写真を描く。日本のみならず世界も見据えながら日々精進している。(取材=岡絵莉・文学部4年)

 
165センチの坂下選手。笑顔もトレードマークだ