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2015年11月1日号
総合力の高さで出雲駅伝で5位に
【陸上競技部駅伝チーム】ルーキー湊谷選手が力走

10月12日に島根県・出雲大社から出雲ドームまでの6区間45・1キロで、出雲全日本大学選抜駅伝競走が行われた。4年ぶりに出場した陸上競技部駅伝チームは、全選手が区間6位以内に入る安定した走りを見せ、常に上位でレースを展開。総合5位に入り、駅伝シーズン開幕戦で幸先のよいスタートを切った。先行逃げきりが必勝法の出雲駅伝。各校のエースが顔をそろえる1区からタスキを受ける2区は、チームの勢いを加速させる重要区間の一つだ。最も短い5.8キロだが、スピードが求められる。東海大からは湊谷春紀(体育学部1年)がエントリー。強豪が集う関東の大学では唯一、ルーキーでの起用だった。

湊谷選手は、駅伝の名門・秋田工業高校出身。入学時の5000メートルの持ちタイムは13分57秒29と世代トップを誇る。夏場の合宿では、「高校との練習量の違いに戸惑いもあったが、距離を踏み、きつい練習を乗りこえて自信がついた」と話す。

10月3日の世田谷陸上競技会5000メートルでは13分54秒07と自己ベストを更新。駅伝シーズンに向けて状態を上げていた。

出雲駅伝では、エースの川端千都選手(同2年)から5位でタスキを受けると、すぐに第一工業大学をかわし、4位に順位を上げる。その後は持ち味の粘り強さで格上の選手に食らいつき、区間5位の力走を見せた。しかし本人は、「まだまだスピードが足りない。大学駅伝の緊張感を味わえたので、今後の練習に生かしていく。在学中に箱根駅伝で総合優勝するのが目標。今の走りに満足はできません」

出雲路の経験を全日本、そして箱根へ

ルーキーの力走に応えるように、3区の春日千速選手(理学部2年)は青山学院大学、駒澤大学に次ぐ総合3位まで押し上げ、強豪の背中を視界にとらえた。総合5位で迎えたアンカーの石橋安孝選手(体育学部3年)は、「前半から飛ばすつもりだった」と振り返る。区間賞を獲得した山梨学院大学のドミニク・ニャイロ選手(1年)と競り合うなど積極的なレースを展開。初めての大役ながら区間3位に入り、「主要区間で結果を残せたのは自信につながる」と笑顔を見せた。

「今年の出雲駅伝は、全日本、箱根に向けての経験の場。全員が思いきりのいい走りをしてくれた」と両角速駅伝監督(体育学部准教授)。11月1日に愛知県・熱田神宮から三重県・伊勢神宮までの8区間、106.8キロで争われる全日本大学駅伝対校選手権大会では、6位までに与えられるシード権獲得を目指す。



 
(写真上)中国地方各県から学園校友会(後援会、白鷗会、同窓会)の会員ら約170人と湘南校舎から応援団とチアリーディング部、吹奏楽研究会の学生40人が駆けつけ、選手たちに大声援を送る。アンカー石橋安孝選手(体育学部3年)は区間3位と力走した
(写真下)湊谷選手の力走に両角監督も「期待どおり。経験を糧にしてさらに上位を目指してほしい」