News:研究
2015年11月1日号
北極海航路の船舶を支援
超小型衛星のデータ受信

情報技術センターの横塚英世准教授が、(株)ウェザーニューズと(株)アクセルスペースと共同で超小型衛星「WNISAT-1R」を使った北極海航路の船舶運航支援に取り組んでいる。今後、地球温暖化の影響で北極海航路の利用が活発になると見られていることから、海氷を観測してその安全を確保することが目的のプロジェクトだ。

アクセルスペースが9月に50センチ角で43キロの超小型衛星WNISAT-1Rを完成させており、打ち上げは2016年春を予定。その後は横塚准教授が開発し、東海大学宇宙情報センター(TSIC)に設置している「X-bandアンテナ」=写真=でデータを受信して加工処理を施し、関係各所に配信する。

衛星によって高度や速度、データを受ける時間、形式などが違うため、横塚准教授は現在、WNISAT-1R のデータ受信に向けて、アンテナ内のシステムを開発している。「技術革新が進んで衛星も小型になった分、コストも安く、企業や個人でも作りやすくなってきました。今後もこのような衛星がより多くの現場で活躍できるように、サポートしていきたい」と語っている。