News:付属諸学校
2015年12月1日号
グアムで初の海外研修に25人が参加
【仰星中・高】広がるグローバル教育

付属仰星高校・同中等部(枚方市)が11月16日から22日まで、グアムでの海外研修を実施した。グローバル化が進む社会に対応できるよう、中学・高校時代から国際経験を積むことを目的に今回初めて企画。中等部3年生と高校1、2年生の生徒計25人が参加し、海外生活を通して異文化理解を深めるとともに、現地の住民らとの交流を通じてコミュニケーション能力を養った。

仰星高では毎年、中等部はハワイ、高校はドイツやオーストラリアなどで研修旅行を行い、部活動単位でも海外に遠征するなど、グローバル教育に力を入れている。小寺建仁副校長は今回のグアム研修について、「学年やクラブの枠にとらわれない、学校をあげた取り組みも必要。既存のプログラムを生かしつつ、新しい取り組みとして企画した」と話す。

7日間にわたる研修では、現地の高校で授業を受けるだけでなく、ホームステイにも挑戦。引率した塚野直樹教諭は、「最初は言葉が通じず苦労する生徒もいた。それでもあきらめずに英語でコミュニケーションをとり続けたことで、現地の生徒や家族とも良好な関係が築けた」と話す。

期間中には、東海大学と以前から交流のあるグアムオリンピック委員会を訪問した。関係者から歓迎を受け、五輪精神についてのセミナーも受講。英語での質疑応答でも積極的に質問する様子が見られた。

またグアムは太平洋戦争の戦地となったことから平和についても考える機会にしようと、南太平洋戦没者慰霊公苑にも足を運んだ。1978年に学園の創立者・松前重義博士が同地で戦死した塚本清彦中佐をしのんで建立した慰霊碑があり、生徒たちは平和への願いを込めて献花も行った。

多彩な内容の研修を終えた生徒たちは、「言葉の壁をこえて、現地の人たちと友情を育めた」「もっと英語を勉強したいという思いを新たにした」と充実した表情を見せていた。

 
(写真)研修の最後にはグアムオリンピック委員会で修了証書が授与され、笑顔を見せる