News:スポーツ
2016年1月1日号
リオ五輪に大きく前進
柔道・グランドスラム東京
60キロ級の眛A手らがV

昨年12月4日から6日まで東京体育館で、柔道の国際大会であるグランドスラム東京が行われた。リオデジャネイロ五輪の選考にも影響する重要な大会に、男女柔道部から卒業生を含む13選手が日本代表として出場。男子60キロ級の眛D昭選手(体育学部4年)と90キロ級のベイカー茉秋選手(同3年)、100キロ級の羽賀龍之介選手(大学院体育学研究科2年・旭化成)が優勝した。

眛A手にとっては、リオ五輪に向けて弾みをつけた大会だった。1年時に世界選手権で優勝するなど世界を舞台に戦ってきたが、今年度は国際大会でも思ったような成績を残せなかった。8月の世界選手権出場はならず、「悔しさよりも情けなくなった」と振り返る。

しかし、「全日本男子の井上康生監督(体育学部講師)が見捨てずに合宿に呼んでくれた。そのとき“また頑張ろう、変わらないといけない”と思った」という。練習へのモチベーションも戻り、稽古に励んだ。

10月のグランドスラムパリで優勝を勝ち取ったが、「自信にはなったけれど、東京で勝たないと本物ではない」と語っていた。迎えた今大会は、技ありや有効で粘り強く勝ち抜いた。井上監督は、「勢いや感覚だけではなく、経験を積んで安定感が増し、試合運びは完璧だった」と評価する。眛A手は、「リオ五輪に向けてさらに頑張っていきたい」と語った。(取材=本川由依)

 
(写真)粘り強く戦った眛A手