News:総合
2016年1月1日号
静岡市長と山田学長が対談
よりよいまちづくりで連携を
To-Collaboプログラム地域志向教育研究報告会

2015年度東海大学To-Collaboプログラム地域志向教育研究報告会が昨年12月5日、清水校舎で開催された。文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択された教育プログラム「To-Collaboプログラムによる全国連動型地域連携の提案」の成果を発信し、活動のさらなる拡充と深化につなげることが目的。山田清志学長をはじめとする教職員や学生、地域住民ら約150人が参加した。

第1部では、静岡市の田辺信宏市長と山田学長が対談した。静岡市が全国の中でも健康寿命が長い都市であることや、清水校舎にある海洋学部は「海洋立国」の理念に基づいて開設されたことを互いに紹介。山田学長は、「海に関する多彩な施設を生かした地域振興や、シニア層が学び続けながら活躍できるまちづくりで協力していきたい」と語った。

続いて行われたパネルディスカッションでは、千賀康弘学部長をはじめとする海洋学部の教員5人と清水区三保地区連合自治会の櫻田芳宏会長が登壇。「地域連携を通した包括的環境アウェアネス・プログラムの構築」を中心にTo-Collaboプログラムの一環で取り組んでいる活動の概要と成果を、学生や教員が紹介した。

活発な情報交換で連携の可能性を探る

当日は、今年度To-Collaboプログラムの支援を受けて各校舎の教員が取り組んでいる教育研究プロジェクト全24件の代表者による活動概要と成果の報告も実施。終了後には意見交換会も開かれ、行政の担当者と教職員が地域の課題や連携の方向性について情報を交換した。

清水区長の安本睦氏は、「少子高齢化で地域の担い手が減っている中、学生の役割は増している。今後も大学と連携して、魅力あるまちをつくっていきたい」とコメント。To-Collabo推進室の木村英樹室長は、「多世代の人々と交流して地域理解を深めながら、社会的な実践力を培う東海大ならではのパブリック・アチーブメント型の取り組みが各地で展開されていることをあらためて確認できた。今後も地域を巻き込んだ、充実した教育の実現に向けて努力していきたい」と話していた。

 
(写真上)対談では、連携分野について意見が交わされた。左が山田学長
(写真下)報告会では多彩な取り組みを紹介