News:付属諸学校
2016年1月1日号
土曜講座で特別授業
【望洋高】教員の個性が光る

教員の個性を生かして学びの楽しさを伝える――。付属望洋高校(市原市)で、昨年11月から2月まで、教員が自身の趣味や特技を生かした授業を展開する土曜講座が開講されている。

カリキュラムの枠をこえた内容で、生徒に幅広い教養を身につけてもらおうと2011年度から始まった試み。1月23日には保護者も参加する「久しぶりの書道」を初めて開く。齊藤政道教頭は、「本校のよさを多くの方に知ってもらいたい」と狙いを語る。

土曜講座では、各教員が用意した45のプログラムの中から、生徒が好きな授業を選択。総合進学コースに在籍する全学年の生徒が対象のため、教室には学年やクラスの垣根をこえた生徒たちが集まることも特徴だ。

12月12日には、数学を担当する今井雅也教諭が「体作りのための食事戦略」と題し、栄養学の授業を行った。「私自身ウエートトレーニングに興味がある。体重などの数値化された目標に向かう過程で、正しい努力は決して裏切らないことを伝えたかった」と話す。受講した生徒からは、「大学に進学してからは一人暮らしをするので、授業の内容を参考にして、食事にもこだわっていきたい」などの感想が聞かれた。

そのほかにも、国語の斎藤美由起教諭が幼いころから親しんできた「消しゴムハンコ作り」を教えるなど、多彩なプログラムが行われている。望洋高は来年度の1年生から「学校週6日制」に移行するが、齊藤教頭は、「来年度以降も総合学習の時間を利用するなどして、講座を続けていきたい」と話している。

 
(写真上)普段は教壇に立たない養護の森美穂教諭も「手当の基準」を教える
(写真下)今井教諭の授業には運動部の生徒も多く出席