News:学園
2016年3月1日号
大歓声に送られ34日間の船旅
第47回海外研修航海
洋上のキャンパスで「かけがえのない経験を」


学園の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)で南太平洋を巡る「第47回海外研修航海」の出港式が、2月23日に付属静岡翔洋高校で開かれた。式典には、松前義昭理事長や山田清志学長をはじめとする学園関係者のほか、保護者らが来場。全国の校舎、短期大学(部)から集まった111人と団役員13人の計124人の研修団がそれぞれの目標を抱き、34日間の航海へと出航した。

今回の航海は、那覇市、コロール(パラオ共和国)、ラバウル(パプアニューギニア独立国)、ポンペイ(ミクロネシア連邦)を巡り、3月27日に清水港へ帰港する。コロールとラバウル間のパラオ沖を通過する3月9は皆既日食の観測も予定。海中の船内では、外国語講座や寄港地の文化学習のほか赤道祭、洋上卒業式など多彩なイベントが準備されている。

晴天に恵まれた出港式では、松前理事長が学生や団役員として参加した当時の思い出に触れ、「航海の中で皆さんの財産となる一生の友人が見つかるはずです。人生でも非常に重要な思い出ができるよう期待しています」とエールを送った。

その後、研修団をまとめる千葉雅史団長(理学部教授)、望星丸の荒木直行船長、永野友李学生長(海洋学部4年)が松前理事長らに航海の安全と成長を誓った。

出発を前にした永野学生長は、「リーダーとしてのプレッシャーもありますが、研修団が一丸となって最高の航海にしたい。今の自分では想像できないほど大きく成長して清水港に帰ってきます」と笑顔を見せた。

参加学生たちも、「船内行事や寄港地での文化交流を通じて、社会に出て生かせる広い視野を身につけたい」「これからの34日間は見たことのない景色ばかりに出会える。かけがえのない経験をして戻ってきたい」と目標を語り、一様に目を輝かせていた。

研修団は、見送りに来た家族や友人らと別れを惜しみつつ、望星丸に乗船。色とりどりのテープと大歓声に送られ、洋上のキャンパスへと旅立った。

航海の様子は、ホームページや、フェイスブックで公開中。

 
(写真上)それぞれの目標を抱き、大海原へと旅立った学生たち
(写真下)緊張した面持ちで宣誓する永野学生長(中央)