News:研究
2016年3月1日号
清水で学部をこえた連携
マイクロ・ナノ啓発会

東海大学マイクロ・ナノ啓発会の第6回学術講演会が、2月19、20日に清水校舎と海洋学部海洋科学博物館で開かれた。東海大学の理工系若手研究者の連携を図り、マイクロ・ナノサイズ領域における研究の相互理解を深め、斬新で独創的な研究テーマを涵養することを目的に年2回開催されている。今回は初めて清水校舎などを会場に2日間の日程で行われ、学内外から研究者や学生約160人が参加した。

博物館で開かれた初日のオーラルセッションでは、海洋学部とマイクロ・ナノ研究開発センターの研究グループに参加する教員が研究内容を紹介。小型作業用水中ロボットや海洋動物プランクトン、高分子超薄膜の作成・応用、神経疾患モデルの作製などに関する研究成果が語られた。

海洋学部の千賀康弘学部長は、「他学部の先生同士が互いの研究内容を知れたことがなにより大きい。今回をきっかけに学部をこえた学生や教員の連携につながれば」と期待を寄せていた。博物館の大水槽前で行われた懇親会では、参加者同士が研究や今後の連携に向けて意見を交換した。

活発な意見交換学生同士の交流も

翌日のポスターセッションは、清水校舎に会場を移して実施。会場には学部生や大学院生、教員の研究ポスター85件が並べられ、外国人の研究者に学生が英語で熱心に解説したり、質問された内容を一生懸命メモしながら説明するなど会場は活気にあふれていた。

学生からは、「自分の研究にはかかわらないと思っていた研究でも、思わぬところでつながっているなど発見が多かった」「東海大学で展開されている研究の幅広さを実感するとともに、自分自身ももっと勉強しなければという思いを新たにした」との感想が聞かれた。

 
(写真上)オーラルセッションでは、参加した教員が「どの研究も大変興味深くよい刺激を受けた」と話していた
(写真下)ポスターセッションで活発に議論する学生たち