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2016年3月1日号
柔道部寮の屋根で太陽光発電
全国初のモデル事業を導入

柔道部寮の屋根を活用し、太陽光発電に取り組む「東海大学柔道部寮太陽光発電所」の開所式が1月30日に行われた。神奈川県と東海大学が2015年に結んだ包括連携協定に基づく「再生可能エネルギー導入等の促進」の一環。

屋根を貸すことで電気代を安くできる全国初のモデル事業で、東海大は3棟ある同部寮の屋根を貸し出し、(株)東芝プラントシステムが太陽光発電設備を設置。発電した電力は同施設の運用やメンテナンスを行う東芝プラントシステムから(株)東芝に売電される。電力小売自由化が始まる今年4月からは、東芝が寮の発電所から電気を買い取り、同寮に安価な電力を供給する。

屋根には190枚の太陽光モジュールが設置され、すでに2月1日から発電が始まっている=右写真。年間の発電量は推定5万3380kWhで、寮全体で使用する年間電力消費量の約68%に相当する。

開所式には、黒岩祐治神奈川県知事や東芝の原園浩一執行役常務、山田清志学長らが出席。黒岩知事は、「この事業が、太陽光発電がよりいっそう普及するきっかけになれば」とあいさつ。山田学長は、「今後も県と連携し、このような取り組みを加速していく」と話した。続いて、山下泰裕副学長やラグビー日本代表として昨年のワールドカップにも出場した三上正貴選手(10年度卒・東芝ブレイブルーパス)らも参加して、テープカットが行われた。

 
(写真)開所式でのテープカット