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2016年6月1日号
望星丸の総責任者に就任


二見 洋 船長

4月から海洋調査研修船「望星丸」の総責任者に就任した二見洋船長。「打診されたときには正直驚きましたが、光栄なことと引き受けました。乗船した人たちが笑顔で降りられるよう、全力を尽くしたい」と話す。

1980年に海洋学部航海工学専攻科(現・乗船実習課程)に入学。卒業後は、金属鉱業事業団(現・石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が所有する調査船の運航などを担う海洋技術開発に就職し、44歳のときに第2白嶺丸の船長に就任。2012年からは新造船・白嶺の船長として、海洋の資源開発につながる調査を担ってきた。

安全運航を大切に 乗客を笑顔にしたい
「船員になった当時、海の中の様子は誰も見たことのない世界だった。自分がかかわった調査から新しい発見が生まれることにやりがいを感じてきた」

船の運航では、なによりも安全運航が重要だと語る。「風や潮の流れなどの外力にできるだけ少ない力で対抗することを心がけてきました」。

船員の世界もグローバル化が進んでおり、日本人は30代で船を任され、外国人の船員とともに働く機会も増えているという。「学生には、柔軟な頭でどんな役割にも取り組む姿勢を持ってほしい」

 
(写真)「望星丸は研究船と客船の両方を備えた特徴的な船。ここで学んだことは練習生にとっても大きな財産になる」とも語る