News:研究
2016年6月1日号
橋本教授が日本機械学会賞
技術の実用化に貢献

工学部機械工学科の橋本巨教授がこのほど、2015年度日本機械学会賞(技術功績)を受賞した。 

技術の研究開発に携わり、長年にわたって実用化に貢献した個人に贈られるもの。橋本教授はこれまでにも日本機械学会賞の論文賞と技術賞を受賞しており、今回の受賞により同学会の主要な賞をすべて受賞した初の科学者となった。

橋本教授は30年以上前に日本で初めてウェブハンドリング技術を学術的に提唱。富士フイルムなどと協力しながら紙や布、薄膜といった柔軟媒体(ウェブ)の効率的な生産方式の研究開発に従事し、しわやスリップが発生するメカニズムの解明や現象を予測する理論モデルを構築した。さらに、ウェブハンドリングに関する理論を世界に先駆けて体系化し、高機能フィルムの生産など新たな分野の開拓に尽力してきた。

「世界が変わりつつある中、大学は研究で輝くことが重要になっている。若手研究者には今回の私の受賞を励みに、高みを目指してほしい」と語っている。

 
(写真)表彰式で学会から賞状を贈られる橋本教授