News:付属諸学校
2016年6月1日号
仲間とともに表現力を培う
学園オリンピック芸術(音楽)部門

東海大学学園オリンピックの芸術(音楽)部門が、5月13日から15日まで湘南校舎で開催された。今年度は114人の応募者の中から一次、二次審査を突破した付属高校生16人と中等部生5人が参加。日ごろの練習の成果を披露するコンクールや公開レッスンが行われ、生徒たちは大きな刺激を受けた。

1992年に始まった芸術(音楽)部門は、今回で25回目を迎えた。第1回から運営にあたる二宮洋教授(教養学部)は、「学園オリンピックは、生徒たちが互いに刺激を受ける場。これからも音楽を通して、人に思いを伝える表現力を培ってほしい」と話す。

14日に開かれたコンクールでは、保護者や教職員、付属諸学校の生徒らが見守る中、この日のために練習してきた楽曲を披露。東海大学の教員や交流協定を結んでいる東京交響楽団の楽団員による審査の結果、金賞4人(別記)、銀賞7人、銅賞10人が選ばれた。 

チューバの演奏で金賞を受賞した東海林広城さん(山形高校3年)は、「目標の金賞に選ばれてよかった。今後も音楽に携わりたいので、自信につながる」と喜びを語った。

小学生や大学院生も参加 学園一体で才能磨く 

コンクールの審査の合間には、付属静岡翔洋小学校の児童による合唱や、東海大学大学院芸術学研究科音響芸術専攻2年の飯野なみさんがギター独奏を披露し、観客から大きな拍手を受けていた。 

その後の公開レッスンでは、東海大の教員や東京交響楽団の楽団員による指導を受けた。生徒たちは、「曲に込められた意味を相手に伝える演奏をしていきたい」「高度な演奏に挑戦するためにも、基礎を見直していく」と口々に話していた。 

そのほかにも小中高の教員によるセミナーではハンドベルの演奏に挑戦。大島奈緒子さん(付属熊本星翔高校3年)は、「直前に熊本地震が発生して、参加をあきらめかけた。それでも昨年は事前審査で落選していたので、絶対に参加したかった。セミナーなどを通じて友人が増え、本当に参加できてよかった」と笑顔を見せていた。

【金賞受賞者】▽中野頌子(付属浦安高校3年/トロンボーン)▽田所莉桜(付属相模高校3年/フルート)▽川彩実(付属仰星高校3年/ピアノ)▽東海林広城(山形高校3年/チューバ) ※敬称略

 
(写真上)公開レッスンでは楽器や分野ごとに分かれて指導を受けた
(写真下)コンクール後に笑顔を見せる参加者