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2016年8月1日号
さよなら「留年坂」「定年坂」
湘南校舎への階段にエスカレーターを新設

小田急線・東海大学前駅から湘南校舎への通学路にあたる市道433号線の階段の改修工事が、7月11日に始まった。東海大学と秦野市の提携事業として、昇りのエスカレーターも新設される。

この階段は1963年に湘南キャンパスが開設された当時から通学路として使われている。斜面角度33度と急勾配で、30段の間に踊り場はない。校舎を間近にした最後の難関に、学生からは授業に遅刻しそうになることから“留年坂”、教職員からは、「登れなくなったら出勤できなくなる」と“定年坂”と呼ばれてきた。

改修後の傾斜は26度と緩やかになる。完成は来年3月を予定しており、期間中は既存の迂回路から通学できる。エスカレーターを新設する費用は東海大が負担し、階段修繕費と年間の維持費は、秦野市が負担する。

7月7日には湘南校舎の学生会やチャレンジセンターの学生、地域住民らが感謝を告げる催しも行われた。出席した学生は、「通学が楽になるのはうれしいが、通い慣れた階段がなくなる寂しさもある」「エスカレーターができるという話は以前からあったが、都市伝説かと思っていた(笑)」と話していた。

 
(写真)改修工事を前7月7日には、記念撮影も行われた