News:教育
2016年9月1日号
生き方や働き方を考える
[デザイン学課程]あなたの“芯”は何ですか?

教養学部芸術学科デザイン学課程の学生が、7月30日に湘南校舎で「ジョブヨク(職欲の未来)」を開催した。一般社団法人SoLaBoのサポートのもと、さまざまな大学の学生が企画・運営するジョブヨクは、学生と社会人が対話を通して互いの生き方や働き方を考え、キャリア形成を促す取り組み。これまで関東の大学を中心に60回以上開かれており、東海大学では昨年に続き2回目の開催となった。

運営スタッフのリーダーを務めた根間美砂子さん(3年)は、「私たち3年生は間近に迫った就職活動を意識してしまいがちですが、“就活のため”というイベントにはしたくなかった。ワークショップを通じて、自分を見つめ直す機会にできればと考え、“自芯”をテーマに設定した」と振り返る。

学生たちは4月下旬から準備を始め、ワークショップの内容を決めたり、使う道具を作ったり、広報活動をしたりと、開催当日まで約3カ月かけて用意してきた。

当日は同課程の学生や卒業生のほか、他大学の学生や社会人ら46人が参加した。まず、ワーク1として「いままであったことを振り返ってみましょう」のテーマに沿って自身のターニングポイントになった出来事などを振り返り、それぞれが人生の好不調の波を折れ線グラフで表した。

ワーク2では、イメージカラーや動物、柄、文房具、食べ物など、テーマに沿って自分に合う写真を選び、紙に貼りつけてコラージュ作品を制作。ワーク3では「得意なもの・不得意なもの」「性格」などを書いて自分を表すカードを完成させた。

根間さんは、「過去を振り返り、自分を見つめ直すことで、参加者の意識が変化していくのがわかった」と手応えを口にする。

昨年、「認められるとは?」をテーマに湘南校舎で開催したジョブヨクのリーダーを務めた小山拓哉さん(4年)は、「今年はワークに必要な道具を考えて手作りし、デザイン学課程らしいジョブヨクになったと思う。大学生のうちに社会人とかかわることは大切。これからも続けていってほしい」と語った。
 
(写真上)「私は自由気ままな猫だと思う」「元気が取り柄なのでイメージカラーは赤」などそれぞれに自分を見つめながらコラージュ作品を作った
(写真下)木の板にピンを打ち、糸を張って“ 人生を視覚化”する