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2016年10月1日号
陸上競技・城山選手が堂々の初V
陸上競技の学生日本一を争う日本学生対校選手権大会(日本インカレ)が、9月2日から4日まで熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催された。北海道キャンパス陸上競技部の城山正太郎選手(国際文化学部4年)が走り幅跳びで初優勝。男子総合3位に入った湘南校舎の陸上競技部では円盤投げの米沢茂友樹選手(大学院体育学研究科2年)が連覇を達成。安藤夢選手(体育学部2年)が2位に入った。

「これから世界で戦うためにも、勝たなければいけない試合」と自身にプレッシャーをかけながら臨んだ一戦だった。

大会2日目に行われた走り幅跳び。城山選手は序盤、踏み切りが合わず、1、2本目がファールになってしまう。

4本目以降の決勝に進むためにはあとがなくなるも、3本目に7メートル81をマーク。さらに最終跳躍となった6本目で793を記録し、2位の選手とわずか1センチ差で頂点に立った。日本インカレでは、同部の選手として初の快挙だった。

城山選手が走り幅跳びを始めたのは、高校2年生のとき。3年時の国民体育大会で5位に入ったのが最高で、全国高校総合体育大会への出場は果たせなかった。

それでも北海道キャンパス陸上競技部を指揮する広川龍太郎監督(国際文化学部准教授)は、「長身で手足が長く、素質とオーラを感じた」と話す。同部のコーチを務める中野恭輔氏(国際文化学部卒)も、「助走のスピードがとにかく速かった。踏み切りのリズムさえ合えば結果も出る」と感じたという。

その期待に応えるように、日本インカレでは1年生としてただ一人決勝に進出。7位となり、同部初の入賞を果たした。

2年時からは日の丸を背負い、アジアジュニア選手権大会、世界ジュニア選手権大会で銅メダルを獲得。広川監督は、「周りに影響されることなく、黙々と練習する選手。世界大会でもその姿勢は変わらない。メンタルの強さには驚かされた」と振り返った。

今年度はリオデジャネイロ五輪出場を目指し、6月の日本選手権大会で7メートル83の跳躍をマーク。参加標準記録(8メートル15)には届かなかったが、学生ながら2位に入った。

「リオ五輪に出場できなかったのは悔しいが、大舞台を目指す過程やプレッシャーを経験できたことは財産になる。4年後の東京五輪でメダル獲得を目指し、これからも練習に励みたい」
 
(写真)日本インカレで王者に輝いた城山選手