Column:Interview
2016年11月1日号
全日本F3シーズン王者に
工学部・山下健太選手(工学部動力機械工学科3年)

全日本F3選手権大会に参戦する工学部動力機械工学科3年の山下健太選手が、9月24、25日に宮城県・スポーツランドSUGOで行われた今季最終戦で、2016年度年間王者獲得を決めた。

全日本は、プロのレーシングドライバーへの登竜門に位置づけられているカテゴリー。全17戦で争われ、山下選手は3年前からTEAM TOM'S の一員として参戦。昨年は年間2位と悔しさを味わっていただけに、「今季はこれまでの集大成。あきらめなければ最後によい結果が待っていると、しみじみ感じた」と笑顔を見せる。

F3は、昨年まで国内3メーカーがエンジンを供給していたが、今年はフォルクスワーゲンが参戦。直線のスピードで圧倒的に速く、トヨタ勢の山下選手も初戦から苦しい戦いを強いられ、「シーズン当初は自信がなく、追い込まれていた」と振り返る。それでも、チームメカニックの協力を得て、コーナーでのスピード向上に活路を見いだして奮戦。「どうすればマシンの力を最大限に引き出せるのか考え続けたことで、技術的にも精神的にも飛躍的に成長できた」という。 

最終戦を前にトップと8ポイント差をつけられていたが、期間中の3レースをすべて優勝。大逆転で悲願を達成した。
 
11月20日に、マカオで開催されるF3の世界大会「マカオグランプリ」に参戦する。「日本代表として、表彰台を目指します。いずれは日本のトップドライバーとして、世界で優勝したい」
 
(写真提供=日本フォーミュラ3協会)