News:付属諸学校
2017年1月1日号
全国で活躍するノウハウを伝授
【札幌高】学園コーディネーター制度で初開催

付属札幌高校で昨年12月8日、学園の付属諸学校で取り組む「学園コーディネーター制度」による「サッカー指導者研修会」が初めて開催された。

この制度は、全国大会優勝などの実績を持ち、全国的な知名度と卓越した指導力を有する各校の部活動指導者をコーディネーターとして指定するもので、今年度から始まった。札幌高吹奏楽部顧問の井田重芳教諭、付属仰星高校ラグビー部前監督の土井崇司教諭(現・東海大学スポーツ教育センタースポーツ課)、付属福岡高校サッカー部総監督の平清孝教諭が委嘱されている。

今回は、1978年から福岡高サッカー部で監督・総監督として指揮をとり、全国高校総合体育大会出場17回、全国高校サッカー選手権大会出場14回を誇り、数多くのJリーガーを育成してきた平教諭から、「選手の人格形成や指導内容について吸収したい」と、札幌高サッカー部の石塚公二監督(札幌高教諭)が企画した。

研修会ではまず石塚監督と、隣接する東海大学札幌校舎サッカー部の菅野学監督(東海大職員)が両部の現状と連携について紹介。平教諭が東海大熊本校舎との連携などについて事例を紹介し、高大連携の重要性や注意点についてアドバイスを送った。

午後には、札幌高サッカー部の1、2年生も参加して講演会と実技指導を実施。平教諭は生徒たちに向けて、「夢を追いかけていると壁にぶつかることもあるが、そのときに自分の可能性にふたをしてしまってはいけない。反省を繰り返し、前向きに挑戦を続けよう」と、競技に向かう心構えを説いた。

続く実技指導では、福岡高で取り入れている基礎的なパス練習の応用について、動画を見せながら解説。目を輝かせて聞き入った選手たちは、「平先生のお話はとても刺激になりました。この経験を生かして全国を目指します」と力強く語る。石塚監督は、「学園としてこのような制度を整えていただき、平先生の貴重な経験をうかがうことができました。この成果を指導に生かしていきます」と話していた。
 
(写真上)基礎練習の大切さを、身ぶり手ぶりを交えて熱心に指導した
(写真下)講演では「夢を追う大切さ」を熱弁