Column:Interview
2017年7月1日号
水泳&サッカーで活躍誓う
7月18日〜30日 夏季デフリンピックに出場

ろう者のオリンピック 経験生かし頂点目指す

7月18日から30日までトルコ・サムスンで開催される夏季デフリンピック競技大会に、湘南校舎から水泳部の茨隆太郎選手(大学院体育学研究科2年)と、サッカー部の岡田侑也選手(体育学部3年)が出場する。

4年に1度、世界規模で開催される聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であるデフリンピック。「ろう者(Deaf)」と「オリンピック(Olympics)」を掛け合わせた名称で、「ろう者のオリンピック」として位置づけられている。両選手は聴覚に障害を持ち、普段は補聴器をつけて授業や部活の練習に参加している。

茨選手は3度目の出場となる同大会。200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレーなどで頂点を目指す。「昨年のリオデジャネイロ五輪で、水泳部の先輩である金藤理絵さん(2012年度体育学研究科修了・Jaked)が200メートル平泳ぎで金メダルを獲得したので、自分も優勝して指導者や仲間に恩返ししたい」と気合十分。経験を糧に、今回はチームを牽引する存在として世界に挑む。

一方、岡田選手は初出場。予選リーグの対戦相手はウクライナ、アルゼンチン、イタリアと強豪ぞろいだが、「昨年出場したデフサッカーのワールドカップでは強豪ロシアと互角の戦いができた。日本は優勝も狙える位置にいる」と前を向く。

また、「ワールドカップでは現地の食事が合わず体重が落ちたので、今回はフリーズドライの味噌汁など日本食を持っていき、コンディションを整えて臨む」と対策も万全だ。

岡田選手は6月19日に、平塚市役所で落合克宏市長を表敬訪問。「昨年の経験を生かし、海外で活躍してきてほしい」とエールを受け、「物怖じせずゴールを狙っていきたい」と意気込んだ。

 
(写真)「メダルを取ったら学生に見に来てほしい」と茨選手(右)。岡田選手も「日ごろから支えていただいている人たちのためにも頑張りたい」と力を込める