News:学園
2011年3月1日号
第42回海外研修航海へ出航
期待を胸に41日間の船旅へ

南太平洋の島々を巡る41日間の船旅へー。「第42回海外研修航海」の出港式が2月15日、静岡市清水区の清水マリンビルで行われた。今回の研修団は、東海大学と各短期大学(部)から参加した研修学生97人と団役員14人、乗組員28人、海洋学部航海学科航海専攻練習学生14人からなる総勢153人。学園関係者や保護者らに見送られた一行は、海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)で清水港・日の出埠頭から出航した。

前日から降り続いた雨もやみ、晴天の中で迎えた出港式。これから始まる航海への期待と不安を胸に集まった研修団一行に、松前達郎総長は「情報化社会の騒がしさと距離を置き、自らを見つめ直すチャンスです。船内生活は自分勝手な行動をしては成り立ちません。協力し合い、自己管理をしっかりして、充実した時間を過ごして下さい」と激励の言葉を送った。

今回の研修航海は、パラオ共和国(コロール)、パプアニューギニア独立国(ラバウル)、フランス領ニューカレドニア(ヌメア)、ミクロネシア連邦(コスラエ)を巡り、3月27日に清水港に帰港する予定。洋上卒業式や船上交流会のほか、外国語講座といった研修プログラムなども数多く用意されている。学生たちは「船酔いが心配」「きれいな海を見てみたい」「大人数での生活はすごく楽しみ」と口々に話しながら、笑顔で望星丸に乗り込んだ。

研修団の声から

岩下真也 学生長(産業工学部4年)
団役員として参加した経験のあるゼミの先生から、研修航海の面白さは聞いていましたが、部活動が忙しく、なかなか参加することができませんでした。望星丸に乗るのも、海外に行くのも今回が初めて。日本とは違う世界を見て、自分の世界観を広げたいです。

稲田とも 副学生長(健康科学部3年)
第40回に続いて2回目の参加です。前回は、さまざまな考えを持った人と生活を共にすることで、自分の考えを押し通すだけではまとまらないことを身をもって学びました。今回は副学生長なので、楽しむだけだった前回とは違う不安もありますが、新たな経験ができればと思います。

松尾俊彦 団長(海洋学部教授)
研修航海は楽しいことばかりではありません。学生たちはまず苦しさを感じると思いますが、それを乗り越えてこそ、一生の友を得ることができるのです。学生たちはすでに船上での行事なども準備を進めていますが、プラン作りはすごく上手。あとは船上で実際に準備を始めた時に、コンビニも携帯電話もない状況でいかに工夫できるか。とても楽しみです。

HPで船上生活を公開中!「ミネスタウェーブ」で特集も

文学部広報メディア学科の学生が中心となって制作しているテレビ番組「ミネスタウェーブ」の3月放送分で、海外研修航海を特集する。同番組は、湘南ケーブルネットワークを中心に、全国各地のケーブルテレビで隔月放送されている。

取材班は出港式前日に現地入りし、研修団へのインタビューを行ったほか、第1回海外研修航海の映像なども併せて放映予定だ(放送局の詳細などは後日、東海大学ホームページ「文学部ニュース」に掲載予定)。

また、第42回海外研修航海の公式ホームページでは、団役員や研修学生による「航海日誌」なども公開している。http://ship.pr.tokai.ac.jp/42/

 
(写真上)色とりどりの紙テープが舞う中、望星丸は出航した
(写真中)東海大学静岡吹奏楽団から花束を受け取る岩下学生長(左)
(写真下)出港式の様子も撮影