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2017年8月1日号
初夏を彩るラベンダーまつり
【札幌】雨の中でも2630株が鮮やかに

満開のラベンダーが咲き誇る札幌校舎で7月16日に、「第10回南沢ラベンダーまつり」が開催された。校舎のある札幌市南区南沢は、「日本のラベンダー栽培発祥の地」として知られる。同校舎では2002年から3カ年計画で「ラベンダーキャンパス化計画」を展開。07年度からラベンダー畑が紫色に染め上がる7月に、地域と連携して「南沢ラベンダーまつり」を開催し、今年で10回目を迎えた。

「節目を迎えたラベンダーまつりに携わることができてうれしい」と話したのは、学生リーダーの保科雅之さん(生物学部2年)。準備期間には「より美しく咲いてもらいたい」と地域住民らとラベンダー畑の除草作業にも取り組んだ。

当日はあいにくの雨となったが、1666平方メートルの畑は、2630株のラベンダーに彩られた。約1500人が来場し、カメラやスマートフォンで写真を撮ったり、匂いをかいだりしながら、「毎年ラベンダーまつりに来ると夏を実感する」「雨粒のついたラベンダーもきれい」と楽しんでいる様子だった。

ラベンダー畑の周りには模擬店が並び、学生有志が南区の石山商店街で運営する地域交信カフェ「Three Cafe」の出張店舗では、店でも人気のカレーを販売。南沢地区町内会連合会では、南沢地区の名産品や野菜を販売した。

時間を追うごとに強くなる雨にも負けず、来場者を楽しませたのは「東海大学〜祭屋〜」。声を張り上げながら、「YOSAKOI演舞」を踊りきったメンバーに、傘を差しながら見守った多くの観客から大きな拍手が送られていた。

マルチメディアホールでは、吹奏楽部が毎年恒例の「ラベンダーコンサート」を開催。今年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲「マーチ・シャイニング・ロード」やディズニー映画のメドレーなど3曲を演奏したほか、合唱で「変わらないもの」(作詞・作曲=山崎朋子)を披露した。

祭りが終わり、各会場で後片づけが始まるころには雨がやみ、空が明るくなり始めた。「もう少し早くやんでくれたら……」と残念そうな学生たちの姿に、保科さんは、「もちろん晴れてくれたほうがよかったけれど、この雨の中でも多くの方が来てくれました。本当にありがたいですし、この祭りが地域に根づいてきた証拠なのかもしれません」と笑顔を見せていた。

 
(写真上)満開のラベンダーに迎えられ、地域住民や学生ら約1500人が来場した
(写真中)「東海大学〜祭屋〜」による迫力のある演舞で祭りを盛り上げた
(写真下)毎年恒例のラベンダーコンサート。来場者は、「間近で素晴らしい演奏を聞けて、鳥肌が立ちました。ほかのコンサートにも足を運びたい」と笑顔で話していた