News:付属諸学校
2011年3月1日号
浦安高で大学やNHK講座などと連携
多彩な3年生の特別授業

付属浦安高校で昨年11月26日から2月18日まで、3年生のユニークな特別授業が行われた。 学園の付属高では、進路の決まった生徒が大半を占めるこの時期、学習のモチベーションを維持し、大学での学びにつながる能動的な姿勢を身につけることなどを目的に毎年特別授業を実施している。

浦安高でもこれまで進路別の共通カリキュラムで大学の授業に向けての準備をしてきたが、今年度はプログラムを一新。クラス単位授業と選択授業の2本柱とし、全25日間の大半を生徒が選択できる仕組みに変更した。さらに初の試みとして、クラス単位授業では東海大学のほかNHK講座や各種研究機関などとも連携。コミュニケーションや男女共同参画、法律や健康をテーマに学ぶ講座をはじめ、ヨーガやフラダンス、ボールペン字などの多彩なプログラムを用意し、クラスごとに興味のある講座に挑戦できるようにした。

大学では、何を履修すべきか自分で選び、学習計画を立てなければならない。これまで以上に学びの自主性が問われる。担当の二口利章教諭は、「自ら学ぶ姿勢を身につけるには、教科書の内容だけが勉強ではないことを知り、関心を広げて学ぶ楽しさを知ることが大切」と、特別授業の意義を語る。

クラス単位授業でフラダンスを受講した新谷ひかりさんは、東海大学文学部英語コミュニケーション学科に進む。「ダンスを通して、言語以外にもコミュニケーションの方法があることに気付いた」と、学びの楽しさが広がったことを実感していた。また、国語や数学、英語などを学ぶ選択授業で、あえて苦手な「社会」を受講した遠藤尚太さんは、「先生がビデオなどを使って丁寧に解説してくれたので、分かりやすかった」と話している。

 
(写真上)2月16日には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の阪本成一氏が3年生全員に向けて講演。「疑問を持ち自分で考える習慣を」との呼びかけに、生徒たちはうなずいていた
(写真下)クラス単位授業のヨーガ