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2017年12月1日号
【男子柔道部】体重別団体で優勝
3年ぶりに2冠を達成

全日本学生柔道体重別団体優勝大会が10月28、29日に尼崎市・ベイコム総合体育館で行われ、湘南校舎の男子柔道部が2年ぶりに優勝。同部は6月の全日本学生優勝大会(無差別団体)でも頂点に立っており、3年ぶりに2冠を達成した。女子柔道部は3位に、九州キャンパス男子柔道部は1回戦で敗れた。

6月の全日本学生優勝大会(無差別団体)で優勝を果たした直後、「今年こそ体重別団体も優勝して2冠を取る」と話した主将のウルフ・アロン選手(体育学部4年)。この言葉には熱い思いが込められていた。

4年生が2冠を経験したのは1年時のみ。以来、2年時は体重別団体、3年時は無差別団体のみの優勝と2冠を逃していた。その経験から4年生は、「選手層が厚くても何が起きるかわからないのが団体戦。少しの油断が負けにつながる」という考えを共有。下級生には「現状におごるな」と声をかけ続けた。また練習中にも「常に最悪の状況を想定して取り組んだ」と上水研一朗監督(体育学部准教授)。選手たちはどのような状況でも落ち着いて試合に臨めるよう、劣勢に立たされた試合展開や追い詰められた試合などさまざまな場面を想定して稽古に励んだ。

その成果が発揮されたのが、天理大学との準々決勝。先鋒の立川新選手(体育学部2年)が技ありで先制するも、中堅が一本で、三将が技ありで敗れ1―2と逆転された。副将のウルフ選手が一本を奪い同点に追いつくが大将戦を引き分け、勝負は代表戦に。
 
引き分けた階級からくじ引きで選手が決まる代表戦は、副主将の尾方寿應選手(同4年)が務めた。ウルフ選手から「やるしかないぞ」と声をかけられ畳に上がると積極的に足技で攻め、開始1分46秒、小内刈りで一本を奪取した。尾方選手は「狢緝柔錣砲覆辰燭蕾兇戦う〞という心の準備が、勝ちにつながった」と笑顔を見せた。
 
勢いづいたチームは準決勝の日本体育大学戦を5―1、決勝の国士舘大学戦を4―1で勝利し、頂点に立った。
 

大会後、「4年生の意地や、これまでの経験、稽古の積み重ねがあったからこその優勝。主将としての責務を全うできたかな」と話すウルフ選手の表情には満面の笑みがあった。

個人でも活躍 講道館杯で立川選手V
11月11、12日に国際大会の代表選考会を兼ねた講道館杯全日本体重別選手権大会が千葉ポートアリーナで行われ、男女柔道部から卒業生を含む41人が出場。男子73禅蕕領川選手が優勝した。「海外でも活躍できるよう、確実に勝っていきたい」と話している。

(取材=本川由依)

 
(写真上)世界選手権も制したウルフ選手が活躍
(写真中)6月の無差別団体に続いて3年ぶりに2冠を達成
(写真下)全日本学生体重別団体優勝大会 湘南男子成績