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2018年1月1日号
陸上競技部駅伝チーム 箱根駅伝号砲迫る!
大学駅伝界屈指の選手層で初の総合優勝へ


東京箱根間往復大学駅伝競走が1月2、3日に東京・大手町から箱根・芦ノ湖間の10区間、217.1キロで開催される。昨年10月の出雲全日本大学選抜駅伝競走で優勝、11月の全日本大学駅伝対校選手権大会では準優勝と好成績を残した陸上競技部駅伝チーム。鬼塚翔太選手(体育学部2年)、阪口竜平選手(同)ら2年生を9人エントリーし、“黄金世代”を軸に新春の大一番に挑む。

昨年12月10日に発表されたエントリーメンバー16人のうち、1万メートルの持ちタイムが28分台の選手は出場全21チームで最多の8人。上位10人の平均タイム28分43秒11も最速を誇る。厚い選手層を武器に箱根駅伝に挑む今季のチームについて、両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「一人のエース頼みではなく、全区間で勝負できるチームに成長した」と手応えを口にし、「選手も、遠足を待つ小学生のようにワクワクしていると思う。私も『早く来い来い箱根駅伝』という心境」とレースを待ちわびている。

他大学の選手のレベルが落ちる区間にも有力な選手を配置できるだけに、「1区から3区で勢いに乗って、後半突き放す展開に持ち込みたい」(両角駅伝監督)。昨年度の1区で区間2位に入った鬼塚選手や今年度の出雲駅伝で1区区間賞の阪口選手らの起用が有力で、阪口選手は、「チームにいい流れをつくるためにも、他大学のエースを相手に区間賞を目指す」と意気込んでいる。


群雄割拠の戦国駅伝 「ミスをしたら負ける」
東海大学とともに優勝候補に挙げられるのは、箱根駅伝3連覇中の青山学院大学と、今年度の全日本大学駅伝で優勝した神奈川大学。両角駅伝監督は、「力が拮抗している分、ミスをしたら頂点には立てない」と語る。

アドバイザーとして選手たちを科学的に分析し、チームをサポートする寺尾保教授(スポーツ医科学研究所)は、「昨年度は総合10位となったが、箱根駅伝に初めて出場する1年生も多く、コンディションを左右する自律神経系のバランスを保てなかった」と分析。「箱根駅伝はほかに類を見ないほど沿道からの声援が大きく、選手たちも緊張や興奮をいつも以上に感じてしまう。だからこそ、『経験値』が非常に重要で、前回大会に出場したメンバーが多く残る今大会は大きなチャンス」と期待を語る。

正月の大一番に向けて、春日千速駅伝主将(理学部4年)は、「最後の箱根駅伝で、チーム初の総合優勝を果たして有終の美を飾りたい」と話し、出雲駅伝6区で区間賞を獲得した關颯人選手(体育学部2年)も、「今年度は4年生がチームをまとめてくれたからこそ、好成績を残せた。大手町で先輩たちを胴上げして恩返しをしたい」と目標を語っている。


12月29日に発表された区間エントリーは下記の通り。交代は往路、復路合わせて4人まで可能。登録選手と補欠登録選手の交代のみで登録選手同士の変更はできない。
【往路】
1区 關  颯人(体育学部2年)
2区 阪口 竜平(体育学部2年)
3区 鬼塚 翔太(体育学部2年)
4区 春日 千速(理学部4年)
5区 松尾 淳之介(体育学部2年)
【復路】
6区 中島 怜利(体育学部2年)
7区 國行 麗生(体育学部4年)
8区 郡司 陽大(体育学部2年)
9区 湊谷 春紀(体育学部3年)
10区 川端 千都(体育学部4年)
【補欠】
三上 嵩斗(理学部3年)
湯澤  舜(体育学部3年)
眦 凛太郎(文学部2年)
館澤 亨次(体育学部2年)
西川 雄一朗(体育学部2年)
西田 壮志(体育学部1年)

 
(写真上から)
▽チームの中軸を担う“黄金世代”の(左から)關選手、阪口選手、鬼塚選手
▽エントリーした16選手と両角駅伝監督(前列左から5人目)ら
▽初の総合優勝に向けて調整を続ける選手たち