News:付属諸学校
2011年3月1日号
仰星高校で1、2年女子による創作ダンス発表会
息の合った踊りを披露

付属仰星高校(枚方市)の講堂で2月5日、1、2年の女子全員による創作ダンス発表会が開かれた。体育の授業の一環で、生徒らが取り組んできた踊りを披露する催し。当日は3年生や男子生徒、保護者らが見守る中、班ごとに個性あふれる踊りを披露した

ハロウィーンパーティーのいたずらっ子たち、美しくあでやかな椿姫、不気味なゴースト……。工夫を凝らした踊りが次々と披露される仰星高のダンス発表会。1996年にステージ機能を備えた講堂が完成した際、現在のような「発表会」形式で始まったもので、今や多くの保護者も楽しみにする同校の恒例行事だ。

参加するのは1、2年の女子全員。クラスを基本にした班に分かれ、ダンスのテーマや構成、音楽、衣装そしてプログラムまで、すべてを生徒自身の手で作り上げる。「仲間とともに一つの作品を完成させることで、意見を出し合い、助け合い、団結することの大切さを学べる。通常の授業以上の効果が期待できます」と、体育担当の高橋小百合教諭は話す。

当日は「テーマ」「踊り込み」「選曲・衣装」の3項目を互いに評価し、金賞、銀賞、銅賞、特別賞、新人賞の各賞を決める。そのため発表会が近づくと、時間を見つけては練習に励む生徒の姿があちらこちらで見られる。

審査の結果、今年の金賞に選ばれたのは2年5、6組による「007〜ミッション成功なるか…〜」。陰と陽を併せ持つ女性スパイをテーマに、華麗で力強いダンスを披露した。「自分たちの力を信じて踊った。金賞という結果になって本当にうれしい」と班長の國司幸歩(くにし・ゆきほ)さん。初出場で見事、銅賞に輝いた1年4組班長の森岡未早希さんは、「練習の過程では班の仲間がバラバラになりかけたこともありましたが、最終的には自分たちの個性を生かしたダンスが踊れた」と喜びを語った。

表彰式では、応援してくれた両親や先生方、クラスの男子らに感謝の言葉を述べた生徒たち。総班長の笠置梨楠(かさぎ・りな)なさん(2年)は、「班や学年の垣根を越えてアドバイスし合うなど、皆で最高の舞台を作り上げようという気持ちになれた。1年生はこの経験を生かして、来年はさらに良い作品を作ってほしい」とエールを送った。

 
(写真上)スケールの大きな踊りで金賞に輝いた「007」
(写真中・下)班ごとに意見を出し合い、ダンスのテーマに合わせて衣装も手作りする