News:教育
2018年1月1日号
「未来のパイロット」を創設
無利子奨学金制度
将来の航空業界を支える学生を後押し

東海大学をはじめとしたパイロット養成課程を持つ私立大学や専門学校など6機関が、2018年度から無利子奨学金制度「未来のパイロット」を創設する。

航空各社の運航便数増加だけでなく、2030年前後には現在の航空業界を支える40代から50代のパイロットが退職するため人手不足が深刻化している。航空業界を支える人材の育成が急務であることから、パイロット養成課程を持つ東海大、桜美林大学、崇城大学、千葉科学大学、日本航空大学校、新日本航空(株)の6機関が、昨年11月27日に一般社団法人「航空機操縦士育英会」を設立。国土交通省やANAホールディングス、日本航空と連携している。

2018年度入学生より同奨学金を希望する学生は、航空操縦学専攻を通じて応募。成績や英語能力評価などの審査に合格すれば、実機訓練費用として500万円の奨学金が一括して貸与される。6機関で毎年25人程度の学生や訓練生を後押しする計画だ。

工学部航空宇宙学科空操縦学専攻の中川淳雄教授(東海大学飛行訓練センター長)は、「これまでにも経済的な理由で自分の夢をあきらめてきた学生は数多くいるはず。この奨学金制度も生かしながら、これからも本学独自のパイロット養成プログラムを通じて、航空業界の発展に寄与していきたい」と話した。

 
(写真)昨年11月27日には山田清志学長(前列左から3人目)をはじめ6機関のトップらが会見