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2018年2月1日号
全国高校大会2年ぶり5度目のV
【仰星高ラグビー部】“大阪対決”勝利し日本一
雨中のシーソーゲーム制す

接戦が続いたトーナメントの先には、日本一の光景が広がっていた――。付属仰星高校ラグビー部が、昨年12月27日から1月8日まで東大阪市・花園ラグビー場ほかで開催された全国高校大会に出場。決勝の大阪桐蔭高校戦を27―20で制し、2年ぶり5度目の優勝を成し遂げた。今季は今大会まで国内の主要大会でタイトルを逃し、無冠のまま最後の大舞台を迎えていたが、昨年度逃した王座を奪い返そうと一戦ずつ勝ち上がり、決勝で見事な逆転劇を演じた。

今大会はBシードとして2回戦から出場した仰星高ラグビー部。熊本西高校に快勝するも、続く3回戦では秋田工業高校を相手に27―27の同点と苦戦。トライ数差で辛くも勝ち上がった。

準々決勝はFB谷口宣顕選手(1年)らBK陣を中心とした計8トライの猛攻で制し、準決勝は優勝候補の東福岡高校との対戦に。前回大会の決勝で惜敗した相手にも臆さず、幾度も鋭いタックルを繰り出す。FW陣の力勝負でトライを重ね、2年連続の決勝へと駒を進めた。
 
優勝へ勢いに乗りたいチームだが、前半は雨の影響でボールがこぼれ、攻撃のラインがつながらずリードされたまま折り返した。しかし、湯浅大智監督(仰星高教諭)が、「お互いディフェンスを身上にしているチームなので、残り15分から試合が動くと思っていた」と予想した展開となる。
 

5点ビハインドの後半20分、谷口選手、WTB西村高雅選手(3年)が連続してトライを奪い同点に追いつくと、後半23分には河瀬諒介選手(同)のトライで逆転。その後も反撃を許さずノーサイドを迎え、2年ぶりの王座に返り咲いた。勝負を決めるトライを挙げた河瀬選手は、「ゴールキックが不調だったので、自分のトライでチームを優勝させないと、と思った。日本一を目指して1年間やってきたのでうれしい」と笑顔を見せた。

「感動大阪大賞」に選出 府知事らに優勝を報告

王座に返り咲いたチームは1月23 日、大阪府庁を訪問し松井一郎知事ら府政関係者に向けて優勝を報告。また、熱戦を繰り広げた大阪桐蔭高とともに府民に感動を与えた功績がたたえられ「感動大阪大賞」を授与された。

表彰状を受け取った長田智希主将(同)は、「今後も後輩たちが頑張って全国大会で成果を挙げてくれると期待している」と語った。



 
(写真上)試合後トロフィーを掲げる選手たち
(写真中)トライゲッターとしてチームを牽引してきた河瀬選手
(写真下)「We are 仰星!」のかけ声で集合写真