News:教育
2018年4月1日号
日露の学生を相互に派遣
世界展開力強化事業で短期研修

東海大学とロシア・極東連邦大学による新たな学生の相互派遣プログラムが、2月から3月にかけて実施された。2月13日から24日には極東大の学生15人が湘南・伊勢原の両校舎で研修。3月4日から13日には、東海大の学生15人が極東大で研修に取り組んだ。

このプログラムは、両国を直接訪問し、文化や科学技術への理解を深めることが目的。文部科学省の平成29年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業」の採択を受けた東海大の「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成―主に極東地域の経済発展を目的として―」の一環で初めて実施された。

両国の文化に直接触れ 視野を広げる
極東大からの研修生は、日本のビジネスやマーケティング、工学の医療応用に関する授業などを受講。在学生との交流会や茶道・武道などの文化体験、日本人学生との交流会も行った。研修生は、「さまざまな分野の授業を通して、自らの可能性を再確認できた。ほとんど知らなかった日本について学ぶ貴重な機会だった」と話していた。
 
一方東海大からの一行は、極東大でロシア語やエネルギー政策、国際関係学の授業を受けたほか、着物の着付けや書道を体験するワークショップを開いた。トラビ・カンビーズさん(工学部3年)は、「温かいもてなしに、ロシアへのイメージが大きく変わった」とコメント。瀬古龍司さん(教養学部4年)は、「人と人が直接語り合わなければわからないことがたくさんあった。両国の関係をよりよくするためにも、もっと多くの学生が参加すべきと感じた」と話した。 ※学年は当時
 
(写真)湘南校舎で行われた理学部の山口滋教授による授業