News:学生
2018年4月1日号
阿蘇の農業をともに考える
【阿蘇援農コミュニティープロジェクト】
高校の授業で特別講師

チャレンジセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」が2月26日、阿蘇中央高校1年生の授業「農業と環境」で特別講師を務めた。
 
阿蘇地域で農業の活性化を目指す同プロジェクトに、同高の農業食品科で学ぶ生徒と一緒に「熊本地震で被災した阿蘇の農業の将来を考える機会をつくれないか」と依頼を受けて実現したもの。当日は、小野歩さん(農学部3年)、甲斐耕太郎さん(同2年)、大村歩さん(同)、堀江美貴さん(同1年)が同高の阿蘇清峰校舎春牧農場園芸教室を訪問した。

初めにプロジェクトの活動内容やそれにかける思いを紹介。続いて「熊本地震と東海大学農学部のその後、阿蘇の復興への思い」と題して4人それぞれが講演した。
 

その後、4グループに分かれて「阿蘇の農業復興に向けて、大学生と高校生が協力して取り組めること」をテーマにグループディスカッションを実施。学生が「阿蘇の魅力はどんなところ?」と尋ねると、生徒たちは「水がおいしくて空気がきれいなところ」「景色がいい」とコメント。「地震による被害はどんなところに感じる?」「自分たちで取り組めることは何だろう?」など学生が問いかけ、最初は緊張した様子だった生徒も次第に打ち解けて意見を出していった。

最後に模造紙にまとめて成果を発表し、「観光客を増やすために、農業を体験できる場所をつくり、バスツアーも企画する」「阿蘇の野菜を使って料理を作り、おいしさを知ってもらいたい」といった意見が上がった。
 
授業を終え、「これを機に今後も連携していきたい」と話していた学生たちは、同校の教員と相談。4月からともに援農活動に取り組むことを計画している。2018年度のプロジェクトリーダーを務める堀江さんは、「一緒に活動することで、阿蘇地域の農業のPRにつなげたい」と語った。※学年は当時
 
(写真上)阿蘇の魅力や今後自分たちにできることなどを付箋に書き出し模造紙にまとめていった
(写真下)阿蘇復興への思いを語る