News:付属諸学校
2018年4月1日号
強さの秘訣は「陸トレ」
【諏訪高スケート部】
インターハイ・チームパシュート準V

全国高校総合体育大会(インターハイ)のスピードスケート競技では女子が学校対抗で2度の優勝を誇る付属諏訪高校スケート部。近年は全国大会で苦戦していたが、昨年度のインターハイでは女子チームパシュートで準優勝。女子学校対抗は5位に入るなど、ここ数年でかつての栄光を取り戻しつつある。右肩上がりに力をつける選手たちの強さの源とは――。

2月の全日本ジュニア選手権で総合優勝を果たし、3月の世界ジュニア選手権ではチームパシュートで銀メダルを獲得した藤森優衣選手(17年度卒)は、「スケートの技術と体力、精神力がレベルアップできた」と3年間を振り返る。
 
部員のほとんどは小学生のころから近隣にある「たてしなクラブ」に所属し、今でも小中学生とともに同クラブの外ノ池 信平監督と、諏訪高スケート部の監督も務める両角実晃コーチから指導を受けている。主将の両角ほのか選手(3年)は、「自分が中学生のころまでは高校生をお手本にできた。今は下の子たちに負けないように練習に取り組んでいる」と語る。
 

学校のすぐそばにリンクがあるものの、利用できるのは冬季の約3カ月間だけ。実際にスケートを滑るのも、ショートトラック用の小さいリンクを使った週1回1時間程度の滑走と、夏の北海道合宿での数日間のみ。練習の大部分がマシンや自転車を用いた陸上トレーニングで、そこで体力や技術の向上を図っている。
 
外ノ池監督は、「陸トレでたくさん蓄えて、それを滑るときにいかに発揮できるかがスケート」と競技特性を説明。大槻陸選手(3年)もそのことを理解し、「結果が出ることを思えば、つらいとは感じません」と前向きだ。
 
今年度の目標は、各自が昨年度の成績やタイムを上回ること。2月の平昌五輪での日本勢の活躍に刺激を受けた部員たちは、「4年後は自分たちも」という思いを胸に抱え、己を磨いていく。(取材=小野哲史)
 
(写真上)インターハイのチームパシュートで準優勝した(左から)両角有乃選手(3年)、藤森選手、両角ほのか選手
(写真下)陸上トレーニングに励む選手たち