News:教育
2018年5月1日号
文化社会学部・健康学部がスタート
2018年度改組改編を実施

東海大学が今年度、文学部と医学部、健康科学部を改組改編し、新たに「文化社会学部」と「健康学部」を設置。また、健康科学部看護学科は医学部に移設された=左表参照。今回の改組改編は、新しい時代の要請に応じる人材を育成するための第一歩として位置づけられるもの。文化社会学部に468人、健康学部に202人、医学部看護学科には84人が1期生として入学。将来の東海大をリードする、新しいフィールドでの学びをスタートさせている。

文化社会学部は、歴史も古く学科数の多い文学部がこれまで取り組んできた先進的な教育・研究を踏まえ、人文系の学問領域や高等教育全般に対する社会の見方の変化を鑑み、14ある学科・専攻を整理・再編。受験生などのステークホルダーから見て、わかりやすい学科編成とし、教育・研究活動の特色をより明確に打ち出していく。

文化社会学部はアジア学科、ヨーロッパ・アメリカ学科、北欧学科、文芸創作学科、広報メディア学科、心理・社会学科の6学科を設置。新体制となった文学部は文明学科、歴史学科(日本史専攻、西洋史専攻、考古学専攻)、日本文学科、英語文化コミュニケーション学科の6学科・専攻で構成される。

健康科学部の改組は、保健・医療・福祉をめぐる社会状況、国や自治体の政策の変化を踏まえたもの。看護学科は医学部医学科と連携した授業科目などを設置し、多職種とのよりいっそうの連携強化と質の高い教育を推進する。

健康学部は健康マネジメント学科の1学科体制で湘南校舎に設置。身体の健康だけでなく、心理面や経済面、社会的な側面まで含めた、健康に関する多角的な知識・技能の習得と、地域社会や企業と連携した教育を展開していく。

学生制作のドキュメンタリー 放送100回を迎える

文化社会学部広報メディア学科のメディアプロジェクト「テレビ班」が制作するドキュメンタリー番組「ミネスタウェーブ」が、3月の放送で100回を迎えた。101回となる5月号は記念特番として、これまで制作に携わった卒業生と関係者らのインタビューや3月号の制作に奮闘する学生の姿を放送する。

同番組は、2001年に放送がスタートした。取材や編集などをすべて学生たちが行い、湘南地域の文化や活躍する地域住民らを紹介。年間6番組制作され、現在、J:COM関東広域エリアほか、全国12のケーブルテレビ局で放送されている。

指導にあたる五嶋正治教授は、「地域社会を取材し、発信する実践的教育は、本学科の学生にとって最高の学びの場。今後も、よりよい教育の場として回数を重ねていきたい」と語っている。

新入生研修会で健康弁当を試食 自身の健康を考えるきっかけに

4月7日に湘南校舎で開かれた健康学部の新入生研修会で、「健康学部の健康弁当」試食会が行われた。学内の健康な食環境推進の一環で、管理栄養士の森真理准教授らが開発した「ヘルシー弁当(通称「学長弁当」)」を新入生用にアレンジしたもの。十五穀米ごはんと、健康ハンバーグトマトソース和えなど5種類のおかずにデザートもついた弁当は、脂肪エネルギー量や野菜量が適切で、国が推奨する塩分量で献立されている。

森准教授が弁当の概要を紹介し、「皆さんの意見を参考に、学生がおいしいと感じる『健康学部の健康弁当』開発プロジェクトを開始する予定なので、しっかり味わって評価してください」と呼びかけた。学生たちは、「普段外食など濃い味の食事が多いので、“こういう味つけが健康にいいんだ”と感じた」と、食生活への意識を高めていた。

 
(写真上)5月号では番組制作に携わる関係者へのインタビューなどを放送する
(写真下)健康弁当を手に笑顔を見せる安田佳代講師(右)とゼミの学生たち