News:付属諸学校
2018年6月1日号
演奏を通じて交流を深める
学園オリンピック芸術(音楽)部門

ピアノにサックス、トランペット、多彩な音色がキャンパスに響き渡る――。5月11日から13日まで湘南校舎で開催された学園オリンピック芸術(音楽)部門に、付属高校生15人と中等部生5人が参加。100人の応募者の中から審査を突破した生徒たちが、日ごろの練習の成果を発揮した。

学校法人東海大学が付属中高生を対象に、才能の早期発見と成長支援などを目的に毎年実施している学園オリンピック。芸術(音楽)部門は12日にコンクールが開催され、生徒たちは会場に集まった約300人の観客を前に堂々と演奏を披露した。

フルートの演奏で金賞を受賞した元木琴音さん(山形高校3年)は、「練習では失敗続きだった連符の部分をうまく吹けたので満足。楽しんで演奏することができました」と満面の笑みで振り返る。

コンクール後には、東海大学の教員と東京交響楽団の団員が講師を務める公開レッスンも行われ、コンクール出場者が演奏した曲を講師とともに振り返って練習する姿も見られた。

目指せガレバンマスター アプリと生演奏のコラボ

付属校の教員によるセミナー「ガレバンマスター」では、音楽制作アプリケーション『GarageBand』(ガレバン)で作ったオリジナルのリズムやメロディーに生演奏を合わせる課題に取り組んだ。

生徒たちは、ピアノとフルート、サックスとトランペットなど2人1組で課題に挑み、数十秒間のオリジナル曲作りに挑戦。往年の歌謡曲をリミックスしたり、アジアンテイストのメロディーを作曲したりと、ペアごとに多種多様な演奏を披露した。

付属浦安高校から参加した金澤優作さん(3年/ピアノ)は、同中等部3年時から4年連続で参加している常連。「昨年度のセミナーで同じグループだった生徒とペアになったので“前回の自分たちをこえよう”と課題に取り組んだ」と振り返る。

芸術(音楽)部門副実行委員長の磯部二郎教授(教養学部)は生徒たちに向けて、「アプリケーションで作ったメロディーに皆さんの生演奏が加わってすてきな曲がたくさん生まました。仲間と一緒に一つのことを成し遂げるという貴重な経験ができたのではないかと思います」と語りかけた。


【金賞受賞者】※敬称略
吉原聖菜(付属大阪仰星高校3年/トロンボーン)、山森愛斗(付属相模高校2年/ピアノ)、金原亮河(付属静岡翔洋高校2年/ピアノ)、中村美結(付属福岡高校3年/トロンボーン)、元木琴音(山形高校3年/フルート)
 
(写真上から)
▽初参加ながら金賞を受賞した元木さん。「大学の先生方や大学生を前に演奏するのは緊張した」と話す
▽細部まで指導を受ける公開レッスン
▽セミナーの最後はペアごとに生演奏