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2018年7月1日号
3年連続23回目の日本一
【男子柔道部】エース太田選手が決めた!
6月23、24日に日本武道館で開催された全日本学生優勝大会で、湘南校舎の男子柔道部が3連覇を果たし、大会最多優勝回数を23に更新した。太田彪雅選手(体育学部3年)と香川大吾主将(同4年)の両エースがけがで万全の状態ではなく、苦しみながら手にした栄冠だった。



男子柔道部は24日の2回戦から登場。星槎道都大学に7-0で勝利すると、3回戦の桐蔭横浜大学戦、準々決勝の山梨学院大学戦、準決勝の天理大学戦と1ポイントも落とさず勝ち上がった。

決勝の相手は筑波大学。3年前、8連覇を食い止められた因縁の相手だ。先鋒から五将まで引き分け、中堅の太田選手が大外刈りで一本勝ちしたものの、三将、副将も引き分け。大将戦では村田大祐選手(同)が惜しくも一本負けを喫し、代表選にもつれ込んだ。

「自分の仕事をするだけ」。太田選手はそう心に誓って畳に上がった。相手は大将戦を制して勢いに乗る筑波大の佐々木健志主将(4年)だった。「組み手を徹底して、思いっきり技をかけた」。試合開始1分37秒、払い腰で一本勝ち。「決勝でエースとしての仕事ができてよかった。プレッシャーもあったので、最後はホッとした」。ガッツポーズをする目には涙が浮かんでいた。

上水研一朗監督(体育学部教授)は、「準決勝が終わった後、太田に“おまえがエースだからしっかりしろ。最後だぞ”と声をかけました。筑波大は一体感があり、団体戦の戦い方も熟知しているからこそ、ここまで勝ち上がってきたチームです。大将戦までもつれたら厳しいと感じていましたが、太田がよく2勝してくれました。意地を見せてくれた」とたたえた。

香川主将は、「ウルフ・アロンさん(大学院体育学研究科1年・了徳寺学園職員)ら絶対的な存在だった先輩たちが卒業して、“弱い世代”と言われてきました。そんな中で勝てたことはチームの勢いになると思う。秋の全日本学生体重別選手権大会を制して、団体2冠を達成したい」と意気込みを語った。

なお、ルーキー4人が出場した湘南校舎の女子柔道部は、準々決勝で国士舘大学に2-2の内容差で敗れベスト8に。それでも塚田真希監督(体育学部講師)は、「選手たちは全国で優勝するんだという強い気持ちを持って稽古に励んでいます。今までやってきたことを信じて、秋に向けて工夫や変化を加えていく」と語る。九州キャンパス男子柔道部は初戦で北陸大学に2-2、内容差で惜敗した。
 

(写真)筑波大との代表戦で果敢に攻める太田選手。払い腰で一本勝ちを決めた