News:総合
2018年8月1日号
折戸湾を科学しよう!
【清水】高校・大学生が現地調査

清水校舎の臨海実験場で7月14日、清水港120周年記念事業実行委員会主催「折戸湾環境創造プロジェクト〜折戸湾を科学しようぜ!〜」の第1回現地調査が実施された。2019年度の事業本番を見据え、清水港に生息する生物や環境の状況を把握し、折戸湾の環境改善について理解を深めることが目的。付属静岡翔洋高校、静岡県立清水東高校と清水南高校の生徒約15人が参加し、海洋学部の学生がサポート役を務めた。
 
調査に先立ち、7月8日には清水校舎で環境社会学科の教員による第1回講義を開催。石川智士教授が折戸湾の歴史を、 仁木将人教授が大潮や小潮、干潮や満潮がもたらす影響など海の仕組みを解説し、廣瀬慎美子准教授がネクトン、プランクトン、ベントスの違いや生物の分類の仕方、現地調査の方法を説明した。
 

14日の調査ではカキ礁にコドラート(枠)を置き、枠内の生物や表面から5センチ程度の泥をバケツに移し、ふるいを使って海水で洗った後、ピンセットを使って生物を分類して図鑑で種類を同定した。指導した廣瀬准教授は、「場所によってカニが多いところやゴカイが 多いところなど差があり、いい調査ができたと思います。今回の取り組みは調査方法や機材の使い方を学ぶことも目的の一つです」と語る。
 
生徒たちは、「生物調査をしたことはありますが、種類の見分け方など わからないことも多かったので勉強になりました」とコメント。学生たちは、「思った以上にさまざまな生物がいて驚きました。教えることで自分自身もあらためて勉強になった」と話していた。
 
今後は8月26日に小・中学生を対象とした同様の現地調査を行い、来年1月と3月にもそれぞれ調査を実施するなど、継続的な活動を続けていく予定だ。
 
(写真上)バケツに移した泥やカキ殻をふるいに入れ、海水で洗う
(写真下)海水で洗うとさまざまな生物が