News:付属諸学校
2018年8月1日号
幅広い分野の学びを深める
特別授業や研究発表で

付属高輪台高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)クラスで6月22日から30 日にかけて、1年生を対象にした全4回の特別授業「サイエンス基礎・リベラルサイエンス物理」が行われた。「電気エネルギー」や「プラズマと核融合」に関する講義と実験をはじめ、茨城県の「那珂核融合研究所」も訪問。生徒たちは幅広い分野で学びを深めている。

高輪台高では、3学年に1つずつSSHクラスを設置。理数系に特化したカリキュラムにとどまらず、大学の研究者による講義や生徒一人ひとりが自ら研究テーマを定めて課題研究に取り組むなど高度な学習に臨んでいる。
 
リベラルサイエンスの授業もその一環として毎年開講されており、通常の授業時間では学べない知識に触れることを狙い としている。SSH担当の山田武範教諭は、「1年生にとって、自身の研究テーマを決める際の選択肢を広げることにもつながっている」と語る。
 

25日に訪問した那珂核融合研究所では同研究所の職員による案内で施設内を見学。若手研究者との交流会も行われ、生徒たちは核エネルギーに関する質問だけでなく、「どのようにして研究者になったのか」「研究をしているときの喜びは?」と将来のキャリア形成についても問いかけていた。
 
山田教諭は、「今後も、生徒たちにはSSHクラスの取り組みや授業を通じて、大学生、社会人になっても生きる知識や経験を積んでほしい」と話している。

 
(写真上)那珂核融合研究所では職員の案内のもと施設を見学
(写真下)プラズマと核融合に関する実験も行った
【Key word】スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
国際的な科学技術人材育成のため、先進的な理数教育を実施している高校等を文部科学省が指定する制度。高輪台高は第1期となる2004年度から継続して指定を受けている.