News:ひと
2018年11月1日号
移民問題を考える
日英学生会議に参加
“人の役に立ちたい” 夢に向けて努力重ねる

岡山夏生さん(教養学部3年)

「小さいころから、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で働きたい、困っている人たちの役に立ちたいと思い勉強してきた。学生会議に参加することで移民・難民の自立に向けた方策を探りたい」

そんな強い思いを胸に、東海大学から初めて「日英学生会議」に参加したのが教養学部3年の岡山夏生さんだ。昨年度に留学したアメリカで難民の支援に携わり、アルバイト先のゲストハウスでは外国人観光客と移民問題について意見を交わした。その経験を踏まえて、9月8日から16日までロンドンで開かれた同会議に臨んだ。

今回は両国から27人の学生が参加し、「日英両国の移住と労働権」をテーマに、新たな政策を考案するワークショップが行われた。学生たちは街頭調査や移民博物館の見学などを通して最終日に発表。その過程で語学力や政治への理解度にほかの学生との差を感じ、「自分の実力不足を痛感して打ちひしがれた」と苦笑い。

「ただ、そうした学生たちもさまざまな困難を乗り越えて成長したことを知り、もっと頑張ろうと気持ちを新たにした。今後は国連に関連する団体でのインターンシップに参加するなどしてより知見を広げていきたい」
 
(写真)「日本の移民政策に対する外国人の印象を知る機会にもなった」と話す