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2018年12月1日号
アニシモフ総長に名誉学位
高輪に極東大日本オフィス

ロシア・極東連邦大学の日本オフィス(東京)の開設記念式典と同大のニキータ・アニシモフ総長への名誉学位授与式が10月29日に、東京・霞が関の東海大学校友会館で開かれた。式典には、ユーリ・トルトネフ副首相、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使ら日露政府関係者と両大学の関係者らが出席した。

オフィスは、極東大と東海大が昨年4月に合意した「ライフイノベーションに関する共同研究と人材育成に関する覚書」に基づき高輪校舎に開設された。9月にはウラジオストクにある極東大内で、東海大の極東オフィスのソフト・オープニング・セレモニーが行われている。今後は両オフィスで連携し、学生・研究者の相互派遣のサポートや広報活動を担う。

日露交流発展に尽力 連携への決意語る

アニシモフ総長への名誉学位授与は、数学者・大学運営者としての業績に対するもの。無限次元代数に関する研究で顕著な功績を残すとともに、モスクワ大学で教務担当副学長などを歴任。2016年に極東大臨時総長(17年から総長)に就任し、毎年同大で開催されている「東方経済フォーラム」を成功に導いているほか、東海大が文部科学省「世界展開力強化事業」の採択を受けた「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成」にも全面的に協力している。

式典後には、アニシモフ総長による特別講演会も実施。大学教育を取り巻く世界的な状況やグローバル化を目指す同大の取り組みを紹介し、「将来のためには両国の教育・研究交流の活性化が重要。オフィスを窓口に今後も東海大と有益な協力関係を築いていきたい」と語った。また当日は、日本で学ぶロシア人学生、日本人学生らとの交流会も行われた。

 
(写真上)テープカットを行うトルトネフ副首相(左)と山田学長
(写真下)学位記を受けるアニシモフ総長(左)