News:研究
2019年2月1日号
マイクロ・ナノ啓発会
節目の講演会をハワイで開く

東海大学マイクロ・ナノ啓発会(Tμne)の第10回学術講演会が昨年12月14日に、ハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)で開催された。マイクロ・ナノサイズ領域を専門とする研究者同士の交流を深め、学内外との共同研究につなげることを目指す有志の交流会として2013年から開かれているもの。マイクロ・ナノ研究開発センター(MNTC)が事務局を務め、湘南のほか、伊勢原、清水、熊本の各校舎で開かれてきた。
 
MNTCの喜多理王教授(理学部)は、「毎回公式のアブストラクト集を発行してきたこともあり、研究者や学生相互の交流も活発になってきた。共同研究の件数も増えている」とこれまでの成果を語る。
 
今回は、HTICに隣接するハワイ大学や東海大の学生、教員のほか市民約70人が参加した。招待講演では、ハワイ大教授のマーガレット・パーキンソン氏と健康学部の石井直明教授が講演。Quality ofLife(QOL)に関する近年の議論や最新の研究、健康食品の効果に関する問題点や健康学部の教育・研究理念と取り組みなどを紹介した。その後、学生と教員がそれぞれの研究成果を紹介するポスター発表も実施。優秀な成果を収めた学生には、「ベスト・ポスター・アワード」が贈られた。
 
企画・運営を担当したMNTCの槌谷和義教授(工学部)は、「市民が参加するなど、QOLへの関心の高さを実感した。また、この分野でMNTCが果たしうる役割や他分野の研究者による交流の重要性を再認識する機会にもなった」と話している。

 
(写真)ポスターセッションでは、参加者同士が専門分野をこえて意見を交わした